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ダカールラリーの大激戦は”F1レベル”? 総合2位のローマ「勝負を決めたのは細かい部分の差」

ダカールラリーの大激戦は”F1レベル”? 総合2位のローマ「勝負を決めたのは細かい部分の差」

フォードのドライバー、ナニ・ローマは、 2026年のダカールラリーで2位に終わった後、ダカールラリーはF1に匹敵する競争力のレベルに達したと考えている。

 フォードとダチアがクロスカントリー・ラリーで確固たる地位を築き、トヨタが新型ハイラックスを投入したことで、ダカールラリーのアルティメット部門の競争レベルは今年、数段階上昇した。

 ミニやセンチュリーなど5つの異なるメーカーが少なくとも1回はステージ優勝を果たし、2週間のラリーで10人のドライバーが個人優勝を果たした。

 総合優勝争いは2週目に入っても混戦が続き、2度目のマラソンステージを終えてようやくダチアのナッサー・アル-アティヤが明らかな優勝候補として抜け出した。

 総合2位のローマは、アル-アティヤとの差は9分42秒。総合3位のマティアス・エクストローム(フォード)はステージ9でナビゲーションの問題により30分を失ったにもかかわらず、トップからわずか15分差でフィニッシュした。

 ダカールで2度の優勝経験を持つローマは、サウジアラビアでの2週間にわたるラリーの後、トップランナー間の差はF1と同程度になったと語った。

「ときには状況次第で表彰台に立てることもある。今回は上位のマシンがトラブルに見舞われたおかげでここまで来られたが、僕たちはみんな、わずか数分の差で接戦を繰り広げていた」

「5,000キロ以上走った後の差をよく分析すれば、F1でもこういう差になると思う」

「ここにいられること、再び競争力を発揮できること、競争心を保てること、そしてチームのために心から喜べることを実感している」

 ローマは、絶対的なペースではなく細かい差がアル-アティヤの勝利を決定づけたと分析する。

「結局は、自分の行動と現実を受け入れるしかない」と彼は語った。

「彼は様々な局面で僕たちよりわずかに速かった。しかし彼が勝ったのは純粋な速さではなく、僕たちが対処しきれなかった細かい部分での差によるものだ。それでもレースで競い合い、問題に真正面から向き合えたことが良い点だ」

 ローマのチームメイトであるカルロス・サインツは、約28分遅れでダカールを5位で終えた。ウェイポイント通過漏れによる15分のペナルティを含むナビゲーションの問題が、ダカールでの5度目の優勝のチャンスを逃す結果となった。

 サインツはステージ10まで総合2番手につけていたが、ここで道に迷い、現代のダカールラリーにおいてミスがいかに致命的かを浮き彫りにした。

「評価は複雑だ」と彼は語った。

「一方で、ダカールを完走できたことは嬉しい。マシンに大きなトラブルもなく、良いペースを維持できたと思う」

「しかしたった1日で優勝の可能性を全て潰してしまった。あの日、僕たちは約45分を失い、優勝の望みを全て失った。残りのステージは概ね順調だっただけにつらい。優勝争いに加われたはずだ。あの日、ナニと共にほぼ首位を走っていたのだから」

 なお、バイク部門ではさらに激しい争いが展開された。KTMのルチアーノ・ベナビデスがホンダのリッキー・ブラベックをわずか2秒差で交わして優勝している。

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