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2026年のF1は、ギャップが”大幅に”広がる? 元レッドブルのマルコが抱く懸念「2014年のような事態は避けたいが……」

2026年のF1は、ギャップが”大幅に”広がる? 元レッドブルのマルコが抱く懸念「2014年のような事態は避けたいが……」

F1の2026年シーズンはまもなく本格的に動き出すが、コース上でどんなモノが見られるのか、新世代マシンのパフォーマンスはどうなのか、疑問点なども含めて様々な意見が飛び交っている。

 その中には、マシン間の差が大幅に広がると警告する意見もある。それも、他の噂よりも信ぴょう性があり、まるで内部情報のような徹底した論拠でその主張が正当化されているのだ。

 その発信源は、わずか1ヵ月前にレッドブルを去ったヘルムート・マルコだ。彼はレッドブル・パワートレインズとフォードが協力して製造した新パワーユニットと、新車RB22の開発を間近で見守ってきた。

 マルコは20年間パドックで積極的に活動しており、自分の言葉が持つ意味をよく理解している。彼は多くの変化、レギュレーション、そしてマシンを目の当たりにしてきた。だからこそ彼は、バーレーンでのプレシーズンテスト、ひいてはシーズン開幕戦で我々が目にするであろう事態について警告を発したかったのだ。

「2025年は、どのチームもこれまで以上に接近していた」とマルコはORFに語った。

「20台が0.7秒以内に並んだレースもあった。2026年には、マシン間の差は大幅に広がると思う。だが規定は規定だ。まずは見守る必要がある」

「しかし、マシンの差が指数関数的に拡大することを懸念している。内燃機関、バッテリー、ソフトウェア、これら全て考慮すべき要素だ。新たな持続可能燃料も同様である」

「2014年のようにメルセデスが他を圧倒し、圧倒的な優位性を築くような事態は避けたい。だが現状の情報では、エンジン開発においてメルセデスが他を大きくリードしているようだ」

「仮にこのシナリオが現実化した場合、FIAは適切に対応するだろう。しかし前述の通り、エンジン規定を一夜で変更することは不可能だ。少なくとも12ヵ月を要する」

 そう結論づけたマルコ。だが技術だけでなく、ドライバーも大きな違いをもたらす可能性があると彼は期待している。

「ドライバーは、エネルギーの使用方法、回生タイミングなどにおいて、決定的な役割を果たすだろう」とマルコは説明する。

「同時に、ドライバーは限界までドライビングしなくてはいけない。そして、それはマックス(フェルスタッペン)にとって非常に大きな利点になると思う」

「なぜなら、彼は非常に速く走りながら、同時に思考もできるからだ。しかし、(フェルナンド)アロンソのような経験豊富なベテランも、この点で優位性を持つかもしれない」

「つまり、ドライバーはこれまで以上に重要な存在になるということだ」

 しかし、そんなドライバーが大きく競争力の劣るマシンを補えるわけではないだろう。果たしてマルコの懸念が的中するのかどうか。答えはもうすぐ見えてくる。

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