トヨタ8号車は、8番手からWEC富士6時間レースをスタートしたが、開始から15分を過ぎたところで後方から追突され、タイヤがパンク。大きく後退することになった。
セバスチャン・ブエミのドライブで9番手を走行していたトヨタ8号車。背後からは、フェルディナンド・ハプスブルクがドライブするアルピーヌ35号車が迫っていた。
なんとか35号車の攻撃を凌いでいた8号車だが、コカ・コーラ コーナーで2台が接触。インに顔を出した35号車の右フロントが、8号車の左リヤタイヤに当たってしまった形だ。
フルコースイエローで各車がスローダウンする中、タイヤが切れてしまった8号車は緊急ピットイン。タイヤを交換し、レースに復帰した。
トヨタとアルピーヌの接触の前には、BMW15号車とアストンマーティン007号車も接触しスピン。これに巻き込まれ、AFコルセ83号車もボディワークに穴が開くダメージを受けている。
レース開始から30分が過ぎ、トヨタはスタート直後の混乱の中でポジションを落とした7号車が13番手、8号車が15番手から追い上げを目指す形となっている。
首位はポールシッターのキャデラック12号車で、大きなリードを築いている。

