ホンダは1月20日(火)に都内で記者会見を実施。2026年シーズンのF1で共に戦うアストンマーティンF1チームとの新パートナーシップ始動にあたり、今季仕様のパワーユニットのお披露目などを行なった。
ホンダは2015年、“パワーユニット”(回生エネルギーを併用するいわゆるハイブリッドエンジン/以下PU)時代のF1に参戦開始。“ホンダF1第4期”の活動は当初こそ苦戦したが、レッドブルと共に勝利を掴み、2021年にはマックス・フェルスタッペンをドライバーズチャンピオンに導いた。
2021年限りでF1活動から“撤退”したホンダであったが、2022年以降もホンダ・レーシング(HRC)を介してレッドブルとの関係は続いた。HRCが技術支援するという形で、レッドブルに“RBPT”(ホンダRBPT)PUを供給し続けたのだ。その間レッドブルは黄金時代を築き、4年間でコンストラクターズタイトルを2度、ドライバーズタイトル(フェルスタッペン)を3度獲得した。
レギュレーションが大きく変更され、電動パワーの比率が大きく増やされた新PUが導入される2026年から、ホンダはサプライヤーとして名実ともにF1復帰を果たすことになる。事実上の“第5期”の開始である。パートナーはアストンマーティンで、1チーム独占のワークス供給という形をとる。開発・製造は引き続きHRCが担う。
イベントでは、ホンダの三部敏宏社長に加え、アストンマーティンのエグゼクティブ・チェアマンであるローレンス・ストロールも登壇。さらにF1のステファノ・ドメニカリCEOも駆けつけて新たなパートナーシップの本格始動を見届けた。
さらに、2026年仕様のパワーユニット『RA626H』も初公開。今シーズンからの新規則で、内燃機関(エンジン)の出力と電動出力がほぼ1:1になる。
2026年シーズンのF1は1月26日からスペイン・バルセロナで非公開のプライベートテストが実施される。その後バーレーンでの2度のテストを経て、3月にオーストラリア・メルボルンで開幕を迎える。

