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夜行バスで彼に私の席を勝手に替えられて、傷ついていた私→心優しい隣に座ってきた人に救われた話

夜行バスで彼に私の席を勝手に替えられて、傷ついていた私→心優しい隣に座ってきた人に救われた話

隣の女性が気づかせてくれたこと

バスが高速道路に入った頃、隣の女性、Mさんが静かに話しかけてきました。

「もしかして、後ろの方と一緒に来られたんですか?」

私が曖昧にうなずくと、Mさんは少し考えるような表情を浮かべました。そして、「大変でしたね」と、短く言葉を添えてくれたのです。

その一言に、私は不思議と救われた気持ちになりました。Mさんは何も詮索せず、ただ静かに寄り添ってくれました。話してみると、彼女もまた一人で帰省する途中とのこと。仕事のことや、地元の思い出話。他愛のない会話を交わすうちに、張り詰めていた心が少しずつ緩んでいくのを感じました。

そして...

夜行バスが目的地に着く頃、私の心には静かな決意が生まれていました。彼との関係を続けることは、もうできないだろう。けれど、それは悲しいことばかりではないのかもしれない。

バスを降りる際、Mさんが「お元気で」と声をかけてくれました。短い時間だったけれど、彼女の優しさは確かに私の支えになっていました。見知らぬ人の温かさが、こんなにも心に沁みることがあるのだと知りました。

あの夜の出来事は、私に大切なことを教えてくれました。本当に大切にしてくれる人は誰なのか。そして、一人でも前に進む強さを持っていいのだということ。

新しい朝の光の中、私は静かに一歩を踏み出しました。

(20代女性・事務職)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

配信元: ハウコレ

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