ドゥカティのマルク・マルケスは、2026年シーズンで契約が満期となるが、motorsport.comの調べでは既に2年契約延長がほぼ決まっているようだ。
マルケスはホンダで苦しい時期を過ごしたあと、2024年シーズンからドゥカティ陣営に加入。グレシーニでの1年を経て、2025年にファクトリーチームへ昇格すると、圧倒的な強さを発揮して、チャンピオンに輝いた。
そして、まだ2026年シーズンのプレシーズンテストすら始まっていない時期ではあるが、マルケスとドゥカティは2028年までの契約延長を決めたようだ。
情報筋によると、マルケスとドゥカティは、2026年シーズンのローンチイベントが実施された1月19日に、契約で合意に達したという。そして2026年開幕戦前に契約更新が公表される予定で、マレーシアの首都クアラルンプールで行なわれるMotoGPの公式ローンチイベントに合わせて発表される可能性が高いようだ。
なおマルケスは、2027年以降の契約に関して、ドゥカティのローンチイベントの場で次のように語っている。
「自分のキャリアを振り返ると、居心地がよく、速さを感じられるチームにいる時は、基本的に移籍しないようにしてきた」
「第一の選択肢はドゥカティに残ることだ。でも物事は段階的に進めていく必要がある。契約は年々、より早い時期に結ばれるようになっている」
マルケスとドゥカティの新契約の金銭面は判明していないが、ライダーとして「最高レベルでレースを続け、競争を続けるモチベーションはまったく失われていない」ことで、2年契約を選んだと伝わっている。なお次の契約が終わるとき、マルケスは36才が目前という時期だ。
マルケスの将来が固まったとなれば、ドゥカティはそのチームメイト選びにも着手することになる。現在はドゥカティで2度王者となったフランチェスコ・バニャイヤがいるが、チームメイトのシートを巡ってはバニャイヤだけでなく、ヤマハのファビオ・クアルタラロやKTMのペドロ・アコスタも候補に挙がっていると見られている。
なかでもアコスタは、先週アプリリアCEOのマッシモ・リボラが次のように語ったこともあり、やや有利な立場にあると考えられている。
「マルクはドゥカティに残る。そしてペドロは、何があってもドゥカティに乗りたいと言っている。だからその組み合わせは、すでに決まっている可能性が高い」
一方で昨年は苦しんだバニャイヤは、契約について尋ねられ、次のように答えた。
「契約更新については焦っていない。まずはシーズンを良い形でスタートし、それに集中したい。多くのライダーの契約が切れる時期でもあるし、チャンピオンシップに集中し続けることが重要だ」
また前述のリボラCEOの発言についてドゥカティのチームマネージャーであるダビデ・タルドッツィに見解を求めると、彼は次のように語った。
「それについて答えるつもりも、コメントするつもりもない。今日はその日ではない」
「だが、人々がドゥカティについて語ってくれるのはうれしい。我々がやっていることに強い関心を持っている証拠だからだ。それは良いことだ」

