F1のCEOであるステファノ・ドメニカリが、今季F1のレギュラーシートを失うことになった角田裕毅について発言。「もう一度チャンスを掴んで欲しい」と語った。
2026年のF1は、久々に日本人ドライバー不在のシーズンとなる。我々日本のファンにとっては、実に寂しい。
角田は昨シーズン、日本GPからレッドブル・レーシングのドライバーとなった。しかしチームメイトのマックス・フェルスタッペンには、結果的に大きな差をつけられることになり、今季のレギュラーシート獲得には至らず。レッドブルのリザーブドライバーを務めることになっている。
そんな角田について、20日に東京都内で行なわれたホンダとアストンマーティンの「パートナーシップ始動発表会」に出席するために来日したF1のドメニカリCEOがエールを送った。
「皆さんご存知のとおり、角田は今年リザーブドライバーを務めることになった」
そうドメニカリCEOは語った。
「彼には粘り強さが求められる。チャンスが来たらいつでもレースに出られるよう、常に準備万端でいなければいけない。それが彼に期待することだ」
「彼は素晴らしい人物だ。そしてもしチャンスが来れば、準備が十分に整っているはずだと確信している。それが、我々のスポーツだからね」
日本人ドライバーはこれまで、数多くF1に参戦してきた。しかし最高位は3位。優勝したドライバーは誰ひとりいない。F1で勝つために、日本人ドライバーに欠けていることは何なのかと尋ねられると、ドメニカリCEOはこう答えた。
「F1は今年から、参戦台数が22台に増えたことを忘れてはいけない。でも、そこにたどり着くのは簡単なことではない」
「日本には素晴らしい選手権がたくさんあるし、しっかりとした基盤もある。今回のホンダとアストンマーティンのようなコラボレーションは、レース界にやってくるだろう新しい才能を後押しするモノになると確信している」
「しかし日本人ドライバーに何が欠けているのか、それを言うのは難しい。重要なのは適切なチャンスと適切な育成のための道筋、そして粘り強さだ。私が言えるのはそれだけなんだ」
「世界中どこでも同じように、国を代表するドライバーがいることは、若い才能を惹きつける上でとても重要だし、それは他のどんなスポーツでも同じだ。だから私が日本に望むのは、まず第一にユウキにもう一度チャンスを与え、彼にはそれを掴んで欲しいということだ。そしてこれからF2で経験を積む準備ができているドライバーがいれば、そのチャンスを掴んで挑戦していって欲しい」
「ご存知の通り、F1へたどり着くチャンスはそれほど多くはないからね」

