現地時間1月19日(日本時間20日、日付は以下同)、ニューヨーク・ニックスは本拠地マディソンスクエア・ガーデンでダラス・マーベリックスと対戦するも、97-114で大敗を喫した。
屈辱の敗北だった。前半を終えて47-75、最大30点差をつけられる不甲斐ない戦いぶりに、本拠地のファンからブーイングを浴びせられる始末。
アンソニー・デイビスやカイリー・アービング、PJ・ワシントン、デレック・ライブリー二世、ダニエル・ギャフォード、ディアンジェロ・ラッセルと主力の大半を欠く相手に対し、フルメンバーで臨んだにもかかわらずの完敗だった。
エースのジェイレン・ブランソンは22得点もフィールドゴール成功率37.5%と不発。カール・アンソニー・タウンズが22得点に18リバウンド、ベンチからミッチェル・ロビンソンが12得点に14リバウンドを奪うも、2桁得点はこの3人のみにとどまった。
これで今季成績はイースタン・カンファレンス3位の25勝18敗(勝率58.1%)。昨年12月16日にNBAカップで優勝を飾り、2025年を23勝10敗で終えたところまでは良かったが、直近11戦は2勝9敗と、明らかに調子を落としている。
NBAを中継するアメリカのスポーツ番組『NBA on NBC』に出演した殿堂入り選手のトレイシー・マッグレディ(元オーランド・マジックほか)は、マーベリックス戦でチームを立て直すべく懸命に仲間を鼓舞するブランソンの様子を見ながら、内部に問題を抱えている可能性があると指摘した。
「彼らは昨季、イースタン・カンファレンス決勝に進出した実績あるチームだ。同じアイデンティティとロスターで、ファイナル進出を目指すというモチベーションを持って戻ってきたのに、まるで自分たちがどんなチームであるかをわかっていないかようにプレーしている。
このロッカールームには解決すべき軋轢が存在する。誰が、何が原因かはわからない。コーチか、それとも選手か。何か対策を講じる必要がある。このままではいけない」
現役時代に短期間在籍した古巣に対し、そう苦言を呈したマッグレディ。同じく、かつてニックスで活躍した殿堂入りスコアラーのカーメロ・アンソニーも、「彼らは自分たちが何をしたいのか見極める必要がある。今の彼らは自分たちのアイデンティティを理解していない」と、マッグレディの意見に同調していた。
一部では、フロントがタウンズの放出を模索しているとの報道もある。1973年以来の優勝を狙うニックスは、このまま現有ロスターで立ち直れるのか。それともラインナップを大幅に入れ替え、トレードでチームを生まれ変わらせるのか。古豪がどんな選択肢を採るのか注目したい。
構成●ダンクシュート編集部
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