2026年からF1に参戦するアウディを率いるマッティア・ビノットは、現在進められている準備は、これまでのところ非常にいい状態にあると話した。
アウディはスイスに拠点を置くF1チームであるザウバーを買収して、F1に参戦。レギュレーションが大きく変わる2026年シーズンから、パワーユニットも自社で手掛けるワークス体制での参戦をスタートさせる。
1月20日には2026年に投入されるマシン『R26』のカラーリングが発表された。既にフィルミングデーを利用したシェイクダウンも行なわれており、F1参戦に向けた準備が粛々と進められている。
アウディのF1プロジェクト責任者であるビノットは、現在までのプロジェクトの進行具合は順調だと話した。
「これまでのところ、すべては順調だ。なぜ順調なのかと言えば、それはアウディのコミットメントのおかげだ」
ビノットはそう語る。
「アウディは初日、いや0日目から本当に全面的に我々を支援してくれている。このプロジェクトに完全にコミットし、愛してくれていると言っていいだろう」
「ブランドからの全面的なサポート、そして取締役会からの全面的な支援があり、計画を実行するために必要な手段を与えられていると分かっていることが、最終的には最も重要だ」
「計画を進めていく過程では、良い日もあれば悪い日もある。それは仕事の一部だ。しかし全体として見れば、これまでのところ非常に良い状態だと思っている」
また1月26日にスタートする最初のプレシーズンテストに向けて、テクニカルディレクターのジェームズ・キーは次のように語った。
「来週になってから、すべてのチームが本格的に走行を始めることになる。だから、これらのマシンについては、まだ学ぶべきことがたくさんあるんだ」
「我々としては、1月9日にすでに一度走行しているので、そこから得られたわずかな基準点はあるが、これはある種の探検のようなものなんだ」
「さらに我々は新規参戦のパワーユニットメーカーでもあるため、とにかく多くの周回を重ねて信頼性に集中することになる」
「(PU拠点の)ノイブルクでエンジンを担当しているスタッフにとっては、サーキットデータが必要だ。1月9日のフィルミングデーを除けば、これまでの作業はすべてバーチャルか、ダイノ上で行われてきたんだ」
「したがって、彼らのためにも実走データを取得する必要がある。だから周回数を重視することになる。もちろん、タイヤについても少しずつ理解を深めていく。そしてバーレーンに入る頃には、パフォーマンス面が見えてくるだろう」

