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中国からの渡航自粛で世界遺産・宮島はどう変わった? 休日の朝8時に上陸して5時間歩いてみた結果

中国からの渡航自粛で世界遺産・宮島はどう変わった? 休日の朝8時に上陸して5時間歩いてみた結果

中国外務省による、日本への渡航自粛呼びかけが発表されてから、早くも2カ月。

ロケットニュース24でも京都奈良浅草など、各地の観光地で「実際どうなっているのか」を現地から伝えてきた。

今回はその流れで、日本有数の観光地・宮島を訪れた。中国からの渡航自粛の影響はどうなのか。

その様子を確かめるつもりで向かったのだが、寒波のなか、島内を歩くうちに、観光客の国籍だけでなく、時間帯によってまったく顔が変わる宮島にすっかり魅了された。

初めての宮島は、私にとってかなり居心地がよかった。

【写真】宮島は見どころたくさん!

・びっくりするほど空いてる

前日は、フェリー乗り場に一番近いホテルに宿泊。準備は万端である。

翌朝8時ちょい前のフェリーに乗り、いざ宮島へ向かう。

船内はかなり空いていて、一番前の席に座ることができた。

海の向こうに、朝日とともに見える宮島がきれい。

ただし、まぶしい

すごく、まぶしい

10分ほどの船旅の間、周囲の会話に耳を傾けてみたが、日本語しか聞こえてこなかった。

宮島に到着すると、まず感じたのは風の強さと寒さ。(フェリー乗り場でも思ったが)

ちょうど寒波が来ていたタイミングだったので、観光客も自粛したのか、まだ朝だからなのか、人がすごく少ない。

そして、まだ開いていない店も多い。ときどき見かける観光客は欧米系が中心で、中国語はほとんど聞こえない。

一度だけ中国語が聞こえてきたが、台湾在住経験のある身としては、「これは台湾の中国語だな」とすぐわかるイントネーションだった。

それにしても寒い。とにかく寒い。

でも、せっかく干潮のタイミングだったので、まずは厳島神社の大鳥居のふもと付近まで行ってみた。

初めて目にする厳島神社、そして大鳥居は、想像以上の存在感だった。

水に浸かった大鳥居の姿のほうが、見応えはあったかもしれないし、「午後に訪れたほうがよかったかな」と思いつつも、干潮時にしか見られないふもとまで歩けたのは、貴重な体験だと噛みしめる。

・鹿に導かれて、純喫茶へ

このままでは人が少なすぎて海外からの観光客の様子があまりわからないなと思いながら、島内をぐるぐるしていると、鹿と遭遇。

なんとなくついていくと、あるお店の前でストップ。

営業開始前のいい香りに、完全にロックオンされている様子だ。

その隣で、すでに営業している純喫茶を見つけ、これも鹿の案内かなと思い、入店してみた。雪も降ってきたので、ここで店の方と1時間ほどおしゃべりすることに。

この日は3連休の中日。本来ならもっと混雑しているそうだが、今回は寒波の影響で、観光客がかなり少ないという。「普段は通りがスムーズに進めないくらいですよ」とのこと。

海外からの観光客も非常に多く、特に欧米系が目立つという。これは体感とも一致していた。中国からの観光客について聞いてみると、「最近はほとんど見かけない」との返答。

ただし、その分ほかの国・地域からの観光客が増えていて、全体の来島者数としては減っていない印象だという。むしろ「今日この状況で中国からの団体が来ていたら、さすがに多すぎるかも」という話も出た。

そして、2024年、2025年と来島者数が更新されていることを、現場の感覚としても感じているらしい。そのうえで比較的空いているのは、1〜2月(正月を除く)。

つまり、このあと晴れてさえくれれば、今日は相当な穴場の日だったようだ。

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