10月11日、12日の2日間横浜で開催されたレザーズデイの会場には、「バズリクソンズ」のディレクター・亀屋塾長を筆頭にミリタリースタイルを得意とする有識者が在店。せっかくの機会ということで、ミリタリー巧者3名の“一歩先ゆくミリタリースタイル”を見せてもらった。テーマは「G-1系統のフライトジャケットをいまの気分で着るなら」。ぜひこの冬のコーディネイトの参考にしてほしい。
当時のリアルを落とし込んだパイロットスタイル。|バズリクソンズ/企画統括・亀屋康弘さん

ミリタリースタイルを語るうえで、本誌ライトニング読者が真っ先に思い浮かべる存在が、「バズリクソンズ」の亀屋塾長であろう。この日の装いはフライトスーツの上からG-1を羽織ったリアルなパイロットスタイル。キャップの上に重ねたゴーグルや首元のネックレスとスカーフなど、ミリタリーを深く知る亀屋塾長ならではの小物使いも見逃せない。
「今日のコーディネイトのテーマは“飛行機野郎”。フライトスーツの上にフライトジャケットを着るのは当時からしたら当たり前のスタイルですし、足元がミリタリーブーツになるのも必然的です。首元に巻いているスカーフも、ジャケットの首元のスレを軽減するためという、当時のパイロットに倣った実用的な用途が背景にあります」




イエローフレームのメガネ、海軍モチーフのキャップにヴィンテージのゴーグルを重ねた顔周りの小物使いはインパクト抜群。当時のパイロットの装いに倣った首元のスカーフや足元のタンクブーツ、スカーフの下でさりげなく主張するネックレスなどもポイントだ。歴史や伝統を理解したうえで装いに取り入れるという、亀屋塾長ならではのエッセンスが随所に光る。
ドレッシーなパンツを合わせてクリーンに味付け。|バズリクソンズ/企画スタッフ・佐々木洋佑さん

ミリタリー巧者として本誌でもお馴染みの佐々木さんがレザージャケットをコーディネイトに取り入れる際のモットーは“シンプルに着ること”。独特な革の表情が目を引く「バズリクソンズ」のAN6552を軸にインナーにはシンプルなTシャツを選び、随所に小物を効かせて程よく味付けしている。
「今日のコーディネイトはある意味いつも通りのスタイル。ポイントを挙げるならばパンツですね。センタークリースの入ったややドレッシーなウールパンツを選ぶことでクリーンな要素を加えています」



フライトジャケットの首元にアクセサリーをさりげなく効かせるのが佐々木さんのマイルール。この日は主に米海軍で採用されたAN6552に合わせてアンカーのシルバーチャームをチョイス。ほかにも存在感のあるバックルが特徴的なベルトやパイロットウォッチ、シグネットリングなど、無骨なフライトジャケットに合わせてラギッドなテイストの小物を選んでいる