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矢掛高校の探究学習がカンボジアに届けた小さな希望 なかよし学園プロジェクトとつながる学びのかたち

支援する/されるを超えて、学びが循環していく形へ

今回の矢掛高校の取り組みは、一度きりの支援活動ではありません。
そこには、「学びが世界と往復する」仕組みがあります。

高校生たちは、講演会をきっかけに世界の現状を知り、自分たちにできる行動を考えました。
その結果生まれたシュシュは、カンボジアの難民キャンプで実際に使われ、人々の日常にそっと寄り添いました。
そして、その経験は再び日本に持ち帰られ、次の探究や学びへとつながっていきます。

なかよし学園プロジェクトが目指しているのは、「支援する側」と「支援される側」を明確に分ける関係ではありません。
支援を通して双方が学び合い、気づきを共有し、それぞれの場所で次の行動につなげていく。
その循環こそが、同団体が大切にしている教育支援のあり方です。

制服をリメイクしたシュシュは、小さな布の輪にすぎません。
しかし、その中には「あなたは忘れられていない」「自分らしくあっていい」という静かなメッセージが込められています。
同時に、高校生たちにとっては、「世界の出来事を自分事として引き受け、行動に移す」という学びの証でもありました。

地域での探究学習が、国境を越えて誰かの生活につながる。
特別な才能や大きな力がなくても、身近なところから世界と関わることができる。
今回の取り組みは、そのことを実感をもって示しています。 なかよし学園プロジェクトは、今後も学校種や地域を越えて、こうした学びの循環を広げていくといいます。
矢掛高校の実践は、その一つのモデルとして、これからも多くの人に共有されていくはずです。

なかよし学園プロジェクト 概要

なかよし学園プロジェクトは、戦争や貧困、災害などにより学ぶ機会が限られている人々に向けて、教育支援を軸とした国際協力活動を行う非営利団体です。
「今、自分にできることをしよう」という考え方を大切にしながら、子どもや若者が世界とつながる学びを実践できる環境づくりに取り組んでいます。
日本国内では、小中高校やフリースクール、特別支援学校などと連携し、探究学習や平和教育の設計・運用を支援。
あわせて、アフリカ・中東・アジアなどの地域で、現地の人々と協働しながら教育活動を展開しています。
支援を一方通行で終わらせるのではなく、「支援物資にストーリーを込める」という発想のもと、学びが行動につながり、その行動が再び学びとして還ってくる循環型の教育モデルを目指しています。

公式サイト:https://nakayoshigakuen.org/

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