インフルエンサーと会った後に、Apple YTCに向かった25日
この日、筆者は午前は別件の取材に行っていて、午後のApple YTCの取材でご一緒したので、午前中は何をされていたのかは知らない。
Xの投稿を見ると、AKIYAさんと日枝神社に行ったりされたようだ。いや、クックCEOの服装からするとこれは、初日の政府関係者と会う前後……と思った方が理に適っているような気がする。
Thanks to @akiyaspin for showing me the Hie Shrine in Tokyo. It was an honor to visit and learn about its enduring legacy. pic.twitter.com/4koNFtdbD7
— Tim Cook (@tim_cook) September 25, 2025
AKIYAさんの投稿はこちら。
Apple CEOティム・クック @tim_cook さんと日枝神社を訪問しました。そのままiPhone 17 Proを使って東京を撮影し、一本の動画にまとめてみました。こんなにも貴重な経験を頂けて本当に感謝しかありません。
誠意を込めて動画にしましたのでぜひ見て頂けると嬉しいです。 pic.twitter.com/knRmKLRJxN— AKIYA (@akiyaspin) September 27, 2025
Apple Storeにおけるガジェットモさんなど、複数のインタビューに答えていたのもこのタイミングかと思われる。
ガジェットモさんの投稿『AppleのCEO Tim Cookにインタビューしてきた!』はこちら。
今、クックCEO自身がどのiPhoneを使っているかなど、なかなか面白い質問があって必見。
また、アップル本社カフェエリアでの集合写真も投稿されており、こちらもこの日の昼間に撮影したと思われる。
One of the most special things about Japan is our team. Thank you for the innovation, collaboration, and energy you bring to everything that you do!
Apple Japanの仲間たち、ありがとう! pic.twitter.com/gFh36FZZ1t
— Tim Cook (@tim_cook) September 25, 2025
その後、午後後半、Apple YTC(横浜テクニカルセンター)に移動して、日本の4社のサプライヤーのプレゼンテーションを聞く。


アップルCEOティム・クック、日本の拠点であるApple YTC(横浜テクニカルセンター)を訪問
2025年09月26日
ここは筆者も同席したのだが、ソニーセミコンダクタソリューションズ、京セラ、AGC、TDKの4社の役員はじめ、錚々たる面々が居並び、iPhoneに使われている自社のパーツの品質の高さ、優位性などを説明した。4社が各15分ぐらい。さらに質問などもあり1時間半ぐらいはここにいたのだが、時折質問を交えながら、ずっと立ちっぱなしだったのに、クックCEOは常に背筋を伸ばし、笑顔で対応されていたのが印象的だった。「アップルと日本は、似ている。どちらも美しいデザインが大好きで、モノづくりの過程で、常に満足せずに次のことに取り組んでいる。その二者が協力することで、さらに素晴らしいものが生まれると思っています」という言葉も印象的だった。
この場所での取材については、また改めて詳しくレポートしたいと思っている。
Apple銀座オープンから、新店舗アップル梅田にも登場の26日
翌、26日の午前中は、もちろんApple銀座のリニューアルオープン。
10時のカウントダウンとともに、リテール担当のディアドラ・オブライエンSVPと一緒にドアを開いた。
A new chapter begins at Apple Ginza!
This location will always be special: It was our first store outside the US and a defining moment in how we connect with our customers around the world.
We are thrilled to reopen our doors today and welcome customers in Japan! pic.twitter.com/oiaqM3fJGs
— Tim Cook (@tim_cook) September 26, 2025
驚いたのは、クックCEOの人気。もうスーパースターといった風情で、つねに多くの人が、一緒にセルフィーを撮りたがり、サインを求めていた。クックCEOはそのすべてに笑顔で応えていたのが印象的。見ている限りではクックCEOが断ることはなく、やむなく移動の時には周りのスタッフが制止し、クックCEOを移動させていた。
(思えば、このセルフィーという文化自体アップルが作ったようなものだが)

考えてみたら、アップルファンにとっては一生に一度かもしれないCEOと一緒にセルフィーを撮るチャンス。クックCEOもそれを分かっているから、絶対に断ることはしないのだろう。

それにしても、四六時中、大勢の人にサインを求められ、人にもみくちゃにされ続けるというのはどういう気分だろう……。大変だと思うのに、ずっと笑顔なのが本当にすごいと思った。
筆者は続いて、Apple梅田の取材に向かうため、Apple銀座をそっと抜け出し、新幹線に乗る。クックCEOもおそらくそうしていたはずだ……と思っていた。
しかし、クックCEOが次に現れたのはなんと、京都の御所東小学校。筆者が大阪への移動だけでも大変だなぁ……と思っているのに、なんとその間に京都の小学校に立ち寄っているのだ。
前後しましたが、昨日、9月26日の午後、なんと、Appleのティム・クック最高経営責任者が京都市立御所東小学校を訪問くださいました。
京都市立の小・中・総合支援学校では、国のGIGAスクール構想に基づき、令和2年度から授業にタブレット端末を使用しています。… pic.twitter.com/LlZicCcDqG
— Koji Matsui 松井孝治 (@matsuikoji) September 27, 2025
実は、京都市はGIGAスクール構想第1期ではWindows端末を導入していた。しかし、GIGAスクール構想第2期からはiPadに切り換え、225校の小学校・中学校・総合支援校に約9万5000台のiPadを導入している。

新しくオープンしたばかりの大阪のApple梅田では、Swift Student Challenge 2024の入賞者3人が大学生に向けてToyday at Appleを行っている……というところにクックCEOが登場というサプライズ仕立て。しかし、スケジュールが押してクックCEOの登場は遅れ、事情を知っている人だけがそわそわして待ち続けるという奇妙な時間が流れた。
そして、クックCEO登場。

まさに、場内は騒然……という状態になった。セルフィーをお願いするのに、より積極的なところは、大阪という土地柄かもしれない。
また世界的に活躍するファションデザイナーの細川雄太氏との対談も行われた。氏はデザインにiPadを使っているという。

突然の来訪だったせいか、より大勢の人がセルフィーやサインを求める大混乱の中、クックCEOは退出。
これでやっと帰国かと思いきや、元阪神タイガースの秋山拓巳さんの投稿によると、甲子園で阪神戦を見たそうである。
来日されてる@tim_cook さんに甲子園球場、阪神タイガースの魅力を伝えさせていただきました!
タイガースの応援にかなり興味を持っておられ楽しんで観戦されてました
僕とも気さくに会話していただき緊張が吹き飛びました
また機会があれば甲子園球場に足を運んで下さい#Apple#timcook pic.twitter.com/FKpf4m2i1C
— 秋山拓巳 (@akymtkm46) September 26, 2025
Apple梅田への到着が渋滞で押したので「このあとに組まれていたタコ焼きの予定がキャンセルされたらしい」とは聞いていたのだが、動画を見る限りでは、無事タコ焼きも食べはったらしい。良かった良かった。
Created manga with students on iPad in Kyoto, visited the team at Apple Umeda, and tried takoyaki before taking in a Hanshin Tigers baseball game in Osaka!
Arigato gozaimasu for the hospitality, Japan! pic.twitter.com/YL7XfB7BBV
— Tim Cook (@tim_cook) September 26, 2025



