残されていた"証拠"の重み
翌日、冷静になってから改めてLINEを見返しました。そこで、リストには「更新日:今月15日」と記載されていたのです。
その日の夜、彼に会って画面を見せながら聞きました。
「これ、本当に昔のやつ?」
彼は言いかけて、止まりました。
沈黙が伸びて、部屋の音が全部大きく聞こえた気がします。
そして、やっと口を開きました。
職場の後輩と、数ヶ月前から親しい関係だったこと。
そのアプリは、その人と使っていたこと。
「全部俺が悪い。でもの後輩とは本気じゃなかった。やり直したい」
その言葉を聞いた瞬間、不思議なくらい心が静かになりました。
本気じゃなかったって、便利すぎる言い訳だな、と。
そして...
あれから半年が経ちました。最初の数週間は気持ちの整理がつかず、夜になると涙が出ることもありました。それでも、友人に話を聞いてもらったり、一人の時間を大切にしたりするうちに、少しずつ前を向けるようになったのです。
今思えば、彼が自分でボロを出してくれたことは、ある意味で救いだったのかもしれません。知らないまま関係を続けていたらと思うと、ぞっとします。
(20代・会社員)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)
