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アメトラをつくった巨人たち。「ハンドルーム」代表・藤澤緑朗さんの激動の業界遍歴を紹介しよう

苦闘の日々が続いたキャリア初期

卒業後は80年代に隆盛を極めた国産アメトラブランド「エーボンハウス」に入社。

「当初は物流担当。その後は配送や検品、梱包まで何でもやりました。『そろそろ終電なので、お先に失礼します』が唯一の免罪符だったブラックな時代(笑)。夕飯も食べられず体を壊したほどです」。

2年足らずで退社するが、その後も複数の会社で企画や買付けを経験し、10年をかけて業界での足場を固めた。そして1990年、満を持して「エブリマン」を設立。しかし、時はバブル崩壊直前。

「新参者が持ち込んだサンプルでは商談すら応じてもらえませんでした。そんな折、元上司から『「ビームス」を辞めた重松さんたちが新しい業態を始めるから手伝え』と声がかかったのです」。

VAN好きが高じエーボンハウスにて商品部に配属

メンズファッション専門学校の同期たちと過ごした青春時代を筆頭に、藤澤さんの歴史を語る思い出の写真たちを誌面では紹介していただいた。82年、ニューヨークデザイナーコレクティブ会場では、かのモハメド・アリとともに、同年9月にはロンドンの直営店にてマーガレット・ハウエルさんと2ショットも。他の集合写真にも「シップス」メンズクリエイティブアドバイザー鈴木晴生さんの若かりし姿も見られる。

1980年代に製作されていた「エーボンハウス」のアイテム。新入社員のころに購入したというオフホワイトレタードカーディガンは、メリノウールを使ってマカオのニット工場で編まれた秀作。コットンパイルのネイビーブレザーは、夏場のちょっとした正装として活躍。シルクニットタイも英国のファクトリーに別注したもの。どれも相当なこだわりで作られたアイテム群である。

「エーボンハウス」のアウトドアライン「アーガイルクラブ」。1980年に作られた。「今見ても素晴らしい縫製と素材、仕上がりですね」と藤澤さん。

配信元: Dig-it

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