最近の若者はテレビを観ない───。
昨今よく聞くこちらの説、あながち間違っていないよう。というのも、ある調査によると、なんと現役高校生の6割以上が「今年テレビドラマを観ていない」と回答していたんですよ。
まァ、なんとな~く「そうだろうな」とは思っていたけれど、改めて数字で見ると衝撃的。令和の高校生のテレビ事情をちょこっとのぞいてみましょうか。
【テレビドラマを観た理由「推しが出てるから」】
マーケティング情報サイト「ワカモノリサーチ」が全国の現役高校生584名を対象におこなった調査によると、62.5%が「今年テレビドラマを観ていない」と回答しています。
いや今年って、もう半分以上過ぎちゃってるけども、本当に1回も観てないの? マジで?
しかし裏を返せば、残りの37.5%は「今年テレビドラマを観た」ということ。なぜ観たのか理由を聞いてみたところ「好きなアイドルが出ているから」「推しの役者が出ているから」という意見が最多でした。
ふむ、それってつまり……ドラマが観たいというよりもむしろ「推しを観たい」ってコト?
【令和っ子の本音にカルチャーショック】
さらに今回の調査では、いささか衝撃的に感じる回答もチラホラ。
たとえば、「今年テレビドラマを観ていない」と答えた人たちは、大前提として「そもそもテレビを観ない」のだそう。テレビを視聴する時間が日常に存在しない(!)ため、選択肢にすら入らないというのです。
また「今年テレビドラマを観た」と回答した人たちも、約3割が途中で離脱しているそう。しかもね、離脱した理由で最も多かったのが「めんどくさくなった」なんですって!!
Tverなどの配信サイトならまだしも、オンタイムで鑑賞するなら時間に縛られることになる。高校生にしてみたら、それ自体が「めんどくさい」らしく、昭和の女としてはカルチャーショックすぎるぅ(涙)。
<そのほかの現役高校生の意見>
・ドラマを観るよりほかにやることがある
・YouTubeを観ていた方が楽しい
・その時間はTikTokを観ている
・興味をそそられる作品がない
・今より昔のドラマを観ている

