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絵画の世界に迷い込む! 『プラド美術館所蔵品VR展』を見てきた

体験価値と、価格のバランスはどうか?

45分(うちVR30分)の体験で平日4000円、休日4500円という価格はどうだろうか?

実は、このイベント、主催は中国のAquaVision社だが、共催は空間再生流通企業、つまり空きビルや空き会議室の利用に取り組むTKPで、日本での事業展開には同社が深くかかわっている。

マーカーを展開できる空間と、VRデバイスさえあれば、どこでも事業展開可能なのだから、フリーローミングVRコンテンツは同社のビジネスと非常に親和性が高いと思う。

反面、今回のスペースで同時体験可能なのは30人ぐらいということで、30分間は場所とVRデバイスを専有してしまうので、人気が出ても大きく利益を上げることは難しい。30分間の体験に4000〜4500円を支払ってもらうにはそれなりのプレミアム性も必要だろうから、あまり安普請にはできないし。

筆者としては体験してみる価値は十分にあるが、それに4000〜4500円を支払えるかというと、人それぞれ……としか言いようはない。昨今、美術館の入館料も上がっているし、東京タワーの下という一等地で行うとなるとこれぐらいの価格になるのかな……とは思う。美術好きの裕福な人にとっては、面白い体験だと思うからぜひ足を運んで欲しいと思う。VR技術の進化に驚くはずだ。

プレミアムな場所でプレミアムな体験として展開していくのか? それとも駅前の空きスペースでフリーローミングVRエンターテイメントが気軽に味わえるようになっていくのか? 同社のこれからの展開に期待して見守りたい。

(村上タクタ)

配信元: Dig-it

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