ロサンゼルス・ドジャースが大型補強を継続するなか、球界内外で渦巻く「ドジャースが野球を壊している」という批判に対し、球団の共同オーナー、トッド・ベーリー氏が反論した。現地1月22日、地元メディア『Dodgers Nation』が報じている。
ドジャースは先日も、フリーエージェント市場の目玉であったカイル・タッカーと4年2億4000万ドル(約380億円)で契約。スター選手を次々と集めるチームの姿勢が、改めて議論の的となっていた。
この状況に対し、ベーリー氏は米スポーツビジネスメディア『Sportico』のインタビューで「ヤンキースはワールドシリーズを27回制しているが、我々はまだ9回で、18回の差がある」と発言。歴史的成功を収めてきた球団との差を強調した。
さらにベーリー氏は「結局のところ、リーグを牽引するには非常に大きなチームが必要だ。野球への需要は伸び続けている。今後の進展に伴い、多少の反発や不満が出るのは避けられないだろう」と語り、強豪球団の存在こそがMLB全体の価値を押し上げているとの見解を示した。
『Dodgers Nation』は、近年のドジャースの補強について「他球団ファンの多くが不満を抱いているが、ドジャースはルールを完全に遵守して活動している」と指摘。そのうえで「ドジャースはフィールド内外で勝ち続けており、今や球界における明確な“悪役”となった。しかし、どのリーグにも悪役は必要だ」と分析している。
こうしたドジャースの動向に、球界レジェンドで元ニューヨーク・ヤンキースのアレックス・ロドリゲス氏も言及。「誰よりも金を使っていたヤンキース時代を棚に上げ、ドジャースを批判するのは偽善だ」と語り、かつて悪役と呼ばれた立場から、ドジャースの徹底した補強姿勢に理解を示した。
ドジャースの大型補強は賛否を生みつつも、MLB全体の関心と商業的価値を高めていると言えそうだ。
構成●THE DIGEST編集部
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