ギークピクチュアズ・松竹共同配給作品『プシュパ 君臨』が新宿ピカデリー他にて公開中です。
『バーフバリ』『RRR』を超えて、国内興行収入約250億円を記録し、インド映画史上No.1メガヒット!『カルキ 2898-AD』を抑えて、第13回南インド国際映画賞のテルグ語映画部門にて、最多5部門受賞!名実共に、インド映画の頂点に君臨する超話題作が日本上陸!
主人公プシュパ役に、『バーフバリ』のプラバースや『RRR』のNTR Jr.&ラーム・チャランと並ぶ、テルグ語映画界のアイコンスター、アッル・アルジュン。警視シェーカーワト役に、マラヤーラム語映画界の注目俳優、ファハド・ファーシル。妻シュリーヴァッリ役に、南インド映画界の人気女優、ラシュミカー・マンダンナ。監督・脚本は、テルグ語映画界のヒットメーカー、スクマール。インドから日本まで、世界を股に掛けたダイナミックアクション超大作となっています。
本作の主演を務めたアッル・アルジュンさんにお話を伺いました!
——本作とても楽しく拝見いたしました。ファン待望の初来日となりましたね。
いつも応援してくださりありがとうございます。日本のファンの皆さんに会えることがとても嬉しいです。僕にとっても新しい体験となりますし、楽しみがたくさんあります。
子供達も日本に行くことをすごく楽しみにしていて、渋谷のスクランブル交差点、銀座、浅草寺などリクエストされた所はもう行けたよ。富士山も好きなので、いつか富士山にも行きたいですね。
——高級木材の密輸で成り上がった男の激動の人生を描いた作品ですが、プシュパという人物にどの様な魅力を感じていますか?
プシュパは映画のキャラクターで架空の人物ですが、モデルとなっている要素の一つは、インド映画で多くの方が演じてきたと思います。それだけ、多くの方が共感出来る部分を持っているキャラクターだと思います。ですので、一般の皆さんの生活や日常をよくよく観察して、ディティールを取り入れて作っていきました。密輸というテーマは非現実的ですが、プシュパのキャラクター造形については親しみを持てるものにしたかったのです。
——どの様な場所に特に観察を活かしましたか?
プシュパが身につけているブレスレット、指輪、首につけている黒い糸の装飾物などを取り入れています。この糸の装飾物は寺院などで授けられるものです。皆さんそれぞれに信じているものがあって、石に願掛けをしたり、石それぞれの効力の様なものを身につけたいと思うそうなのです。
——アルジュンさんがご自身で身につけている装飾物はありますか?
必ず身につけているのは結婚指輪だけです。どんな時にも外さないので、この映画の中でも少し見えているかもしれません(笑)。衣装で隠してはいるのですが。
——気付かれているファンの方もたくさんいるかもしれませんね!本作は映像美も大きな魅力の一つだと思うのですが、本当に色鮮やかですね。
僕も豊かなインドらしい色彩溢れるあのシーンがとても好きです。皆さんが映画で観てくださった様なカラフルな景色は、本当にそのまま撮影地に存在していて、僕らも見ているだけでスペクタクルを感じていました。
実際にあの人数で撮影をしているのですが、ヴィジュアル的にとても時間がかかる作業だったと思います。メイクも実際にしていますので、肌のケアも大変なのです(笑)。
——私はインドの作品について、監督と主演という関係を超えてものづくりをしている印象があり、それがとても素晴らしいなと思います。
映画にとって大事なのは、俳優と監督のケミストリーだと思っています。シンクロしていることがすごく重要だと。僕はスクマール監督と20年以上一緒に作品を作っていますが、どんどん仲が良くなっているし、一緒にいて居心地が良いのです。
そして、映画というのは全て監督から生まれるものだと思います。監督としても、僕は役者としても、お互いが成熟していくことが大事だと思います。俳優というのはどんなに頑張っても監督のヴィジョンを超えることは無いと思っていて、でもその理想に近ければ近いほど良い演技が出来ているのだと思います。監督と俳優、お互いに成熟していくことが良い作品作りに大切なのだと感じています。
——今後、スクマール監督とはどの様な作品を作りたいですか?
ジャンルとしては「ラブストーリー」がいいな。好きな作品は山ほどあるんだけど…特に『タイタニック』が大好きなので、いつかああいったスケールの話を作りたいですね。
——本作でのアクションも素晴らしかったですが、アクションは希望しないですか?
ありがとう。でも、選択肢がないから、やるしかないんです(笑)。やれることをやるということを大切にしています。また、インドでラブストーリーを作る時には、少なからずアクションも入ってくるものですから、出来るうちには頑張りたいですね。
役者としては、全ての役にチャレンジしてみたいという気持ちがあるので、ラブストーリー、ファンタジー、歴史物、ヒューマンドラマどんどんやってみたいです。ただ、ホラー以外は…。というのも、インドではこれまで商業的に成功したホラー映画ってあまり無い様に思うんです。だから親しみが無いからなのかな?僕が怖がりなのが理由では無いんですよ(笑)。
——アルジュンさんの色々な作品を拝見出来ることを楽しみにしております。今日は素敵なお話をありがとうございました!
編集後記:最後までとても優しく真摯にインタビューに応じてくださったアルジュンさん。ご自身のスマホで本作撮影中の様子を写した写真を見せながらお話ししてくれたことも印象的でした。また、インドのアルジュンさんファンが作ったファンアート(日本の田んぼアートの様に、プシュパや“AA”の文字を植物で作ったもの)も大迫力でした!
撮影:オサダコウジ
