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レースの神様に翻弄されたトヨタ7号車。小林可夢偉「結果的にいるべき場所に戻ってきた」

レースの神様に翻弄されたトヨタ7号車。小林可夢偉「結果的にいるべき場所に戻ってきた」

FIA世界耐久選手権(WEC)第7戦富士6時間レースを8位で終えたトヨタ7号車の小林可夢偉は、これ以上の結果は望めなかったと語った。

 他の多くのクルマと同様、トヨタ7号車にとっても今回のレースは波乱の展開となった。14番手からマイク・コンウェイのドライブでスタートした7号車だが、レース序盤でポジションを落としてしまう。

 トヨタ7号車はそこから追い上げを開始し、早めにニック・デ・フリーズへとドライバーを交代すると、デ・フリーズが激走。FCY(フルコースイエロー)とピットタイミングが噛み合ったこともあって、一時2番手まで浮上した。

 しかし、残り2時間30分のところで出たFCYはトヨタ7号車に不利に働き、13番手まで後退したところで小林可夢偉がマシンに乗り込むことになった。

 そこから小林も懸命に追い上げたものの、最終的に8位でのチェッカーとなった。

「たくさんの応援があった中、非常に悔しい結果になってしまいました。一時期2番手を走って、表彰台もいけそうな展開だったんですけど、セーフティカーのタイミングで13番手にドロップしてしまって、そこから僕のスティントで追い上げる形になりました」

 そう小林はレースについて振り返った。

「あの展開からだと8位に上がれただけでも正直御の字といった展開で、これ以上は望めなかったかなと思います」

「最後のFCYは運の問題でしたが、まあこれもレースです。ラッキーで2番手まで上がれたというのもあったので、まあ、結果的には自分らがいるべき場所に戻ってきたというのかなと」

「今年はうまく表彰台のチャンスを掴めていなかったので非常に悔しいです。ホームレースでチャンスを掴めたらさらに良かったと思いますが、悔しいですね」

 またデ・フリーズの激走について、小林は彼が”乗れている”ことから、その走り方を参考にしていたと明かした。

「ペース的に厳しいのはわかっているけれども、なんとか粘り強く辛抱強く最後まで戦うという気持ちだったので、そういう意味で彼は本当に頑張っていました。ただ残念ながら、結果的には苦しい追い上げの展開になってしまいました」

「ニックは僕とは結構運転が違ってすごくスムーズで、良し悪しがあるんですよね。逆にアグレッシブに行くところはニックは時間がかかったりします。今回はニックが乗れているから、僕はレースに集中してニックの走り方を覚えました。結果的には遜色ないペースでふたりとも走っていたので、そういう意味では3人いるドライバーの最大限の使い方をできたと思います」

 シーズン最終戦となるバーレーン8時間レースに向けて、小林は性能調整(BoP)次第だと前置きしながらも、期待を覗かせた。

「正直、富士は今のクルマ、タイヤと相性があまり良くありませんでした。バーレーンは逆に良いと思います。BoP次第では良い戦いができるかもしれないと思っています」

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