名物MLBアナリストが、米国内における野球への“過小評価”に怒りを爆発させている。
発端となったのは、サッカー専門メディア『CenterGoals』が現地1月20日に投稿したXの投稿だ。同メディアは、米国内で「最も好きなスポーツ」を調べた結果、サッカー(10%)が野球(9%)をわずかに上回り、アメリカンフットボール(36%)、バスケットボール(17%)に次ぐ3位に躍り出たと報じた。データ分析会社『Ampere Analysis』の2024年第4四半期の米国内調査が根拠となっている。
かつての“ナショナル・パスタイム(国民的娯楽)”である野球が、サッカーの後塵を拝するという衝撃的なデータは全米で大きな波紋を広げた。この投稿に対し、「間違っている」と真っ向から異を唱えたのが、大谷翔平(ロサンゼルス・ドジャース)の熱狂的なファンとしても知られるMLBアナリスト、ベン・バーランダー氏だ。
バーランダー氏は自身のSNSで、「このアカウントは人生で一度も見たことがなかったが、なんて馬鹿げた投稿なんだ」と痛烈に批判。「これらのスポーツをどうやって順位付けしているのか不明だが、MLBは明らかにNBAよりも人気がある」と主張した。
さらに同氏は、感情論だけでなく現在のMLBの好調ぶりを強調。「MLBは観客数、視聴率の両方で上昇軌道に乗っている」と具体的な指標を挙げ、「サッカーに対して何の悪意もないが、アメリカの国技に文句をつけるなよ」と、野球の威信を守るべく怒りをぶちまけた。
2026年、ワールドカップ開催を控えてサッカー熱が高まっている米国。その一方で、大谷翔平らスター選手の活躍によりMLBも注目度が回復してきている。米スポーツ界の「序列」を巡る場外乱闘は、今後さらに激化しそうだ。
構成●THE DIGEST編集部
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