『NOAH Jr. TAG LEAGUE 2026』(2・6後楽園から開幕)に出場するドラゴン・ベイン&アレハンドロ組。
ベインは元日武道館大会で兄アルファ・ウルフに裏切られ、アレハンドロは1・11後楽園大会で弟ともいわれるカイ・フジムラに裏切られた。
裏切った二人はTEAM 2000X入りしてタッグ結成を宣言。逆に唯一無二のパートナーを同時期に失った二人も、タッグを組んでリーグ戦に出場することになった。思わぬめぐり合わせで産み落とされた日墨陽性マスクマンコンビ。同じ痛み共有する二人に、リーグ戦に向けた思いを聞いた。
【ベイン&アレハンドロ インタビュー】
――まず互いの印象、そして二人が組むことによってどんな可能性がある?
▼アレハンドロ「ベインと戦っている時は、僕自身もいつも以上にギアを上げて、いつも以上に頭フル回転させて、フルスピードで戦っていました。その部分が重なり合えば、今までNOAHにないぐらいのスピーディでハイフライなタックチームができるんじゃないかな、と思っています」
▼ベイン「アレハンドロのことは素晴らしいルチャドールだとずっと思ってたよ。お互い同じハイフライヤーだし、ストロングスタイルだってあると思ってる。その二人の力が合わされば、ジュニアタッグリーグ優勝っていうゴールを迎えられるんじゃないかな?」
――ともに唯一無二のパートナーに裏切られた
▼アレハンドロ「カイは今までジュニアタッグのベルトをずっと一緒に目指し続けてきた、本当に信頼していたパートナー。他の選手とは違う“繋がり"もある。その人間に裏切られたっていうのは……………言葉にできない感情がありますね。怒りとか悲しみ、悔しさ。今、僕のこの気持ちを理解できるのは、本当に同じ境遇のドラゴン・ベインしかいないと思う。他の選手には分からない、共通の思いを持っている二人。その気持ちをタッグリーグ戦で見せつけたいと思っています」
▼ベイン「兄に裏切られたことは今までなかった。もちろんメキシコでもね。だから元日の日本武道館で起こったことは僕にとっては衝撃的だった。ずっと一緒だったし、トレーニングも一緒、食事だって何だってずっと一緒だった。だって兄弟だからね。だから本当にショックだった。でも起こってしまったことは変わらない。信頼していた人に裏切られた。アレハンドロとはその気持ちが共有できる。幸運にも同じ思いを持ったパートナーに巡り会えたんだ。だからアレハンドロとの新しい力を、僕らの強さを、しっかりとファンの人たちにも見せていきたいと思ってるよ」
――どんな連係のイメージがある?
▼アレハンドロ「もう一緒に道場で練習してます。どんなコンビネーション、どんな連係が出るかは…ジュニアタックリーグを楽しみにしておいてください」
▼ベイン「うん、僕らの連係。いろいろと考えてるよ。みんなにたくさんのサプライズを感じてもらえるんじゃないかな」
――ハイフライヤーで白基調、明るい陽性マスクマンという共通項がある
▼アレハンドロ「やっぱりマスクっていうのは、プロレスを知らない人から見ても分かりやすいアイテムというかキャラクターだと思っているので。その点僕らはすごく“分かりやすい"と思うんです。だからこそ、このジュニアタッグリーグで凄いものが生み出せると思ってます」
▼ベイン「そうだね。NOAHの未来にとっても、確実に明るさをもたらす二人だと思ってるよ」
――開幕戦ではトゥリュー&レイシー組と当たる
▼アレハンドロ「もちろん開幕戦はすごく大事ですし、あの二人も去年、最後決勝で悔しい思いをしてる。1年越しの思いを果たしにくると思うし、すごい勢いで来ると思うんで、それを上回る勢いをみせて初戦から弾みをつけます」
――ウルフ&カイのほかにリーグ戦で気になるチームは?
▼アレハンドロ「やっぱりダガ&小田嶋組ですね。もちろんチャンピオンですから。元日武道館のタイトルマッチで僕は直接取られてるんで。パートナーは変わりましたけど、借りを返しにいきたいですね」
▼ベイン「個人的にはやっぱり兄貴のチームのことしか考えられないよ。でも、自分の気持ちだけ先走らせてもダメだからね。もちろんチームとして、アレハンドロの気持ちもくみながら、互いに助け合って戦っていきたい」
――ウルフ&カイと当たるのは2戦目の2・11後楽園大会、どんな形で借りを返したい?
▼アレハンドロ「もちろん向こうは卑怯なやり方で来ると思うんですけど、僕たちは自分たちの正義を貫いて、しっかりとみんなが認める勝ち方で勝ちたいですね」
▼ベイン「うん、もちろん簡単に勝てる相手じゃないことは分かってる。でも、彼らがどんな選手なのか、誰よりも分かってる二人だからね。すごく激しくて厳しい戦いになるはず。だからこそ、みんなの応援があれば、それがすごく力になるはず。お客さんを味方につけて、その強さをまとって勝ちたいね」
――異国の地で兄と離れ離れになった形ですが…
▼ベイン「もうこの感情っていうのは言葉では表現できないよ。もしメキシコで裏切られたのであれば、家族や友人にサポートしてもらえたと思う。でも、ここ日本では、自分をサポートしてくれる存在は兄しかいなかったからね。一人ぼっちになってしまったけど、みんなの応援があれば、その寂しさとか辛さを跳ね除けて優勝できるはず」
▼アレハンドロ「僕も異国ではないですけど、信頼していたパートナーに裏切られ。その気持ちは誰よりも分かると思ってるんで。私生活を含めてサポートできることはサポートしていきたいですし、リング上も二人で力を合わせて一緒に勝ち進んでいきたいですね」
――優勝すればGHCジュニアタッグ王座挑戦への道も開ける
▼アレハンドロ「もちろん狙っていきます。ずっとカイ・フジムラと狙ってきたベルトですけど、パートナーが変わってもベルトを目指す気持ちに変わりはない。切り替えて、立ち止まらず、前に進むのみ、です」
▼ベイン「この二人なら、優勝してチャンピオンにもなることができる。でもそのためには、リーグ戦優勝。一戦一戦全力で積み上げていって、新しいチームで大きな結果をつかみたいね」
――改めて最後に意気込みを
▼アレハンドロ「2月6日・後楽園ホールから開幕するノアジュニアタックリーグ。アレハンドロ&ドラゴン・ベインで必ず、必ず優勝できるように頑張ります。僕たちは僕たちの正義を貫いて、勝ち進みます」
▼ベイン「日本とメキシコの力をひとつに! 日本とメキシコから世界に羽ばたくアレハンドロ&ドラゴン・ベインが必ず優勝します!」

