東北地方最大の都市・仙台市を擁し、政治・経済・文化の中枢として発展してきた宮城県。県内には、特色ある教育方針や、卓越した進学実績を誇る公立高校が点在しています。そのなかで、2026年度の出願希望調査における入試倍率が高かったのはどの公立高校だったのでしょうか。
本記事では、宮城県が発表した2026年度の「令和8年度 宮城県公立高等学校入学者選抜に係る出願希望調査について」を基にした、宮城県の公立高校の「入試倍率ランキング」を紹介します。さっそく、ランキングを見ていきましょう。
なお、今回のランキングでは、全日制普通科のみを対象とし、仙台二華高校・古川黎明高校については、併設中学校からの入学予定者を含んでいます。
(出典元:宮城県「令和8年度 宮城県公立高等学校入学者選抜に係る出願希望調査について」)
第2位:仙台第一高校(1.77倍)
第2位は「仙台第一高校」で、募集人員320人に対し、志願者数は565人、応募倍率は1.77倍でした。
仙台市若林区にある仙台第一高校は、1892年に設立された「宮城県尋常中学校」を前身とする県立高校。文部科学省から3期目となるスーパーサイエンスハイスクールに指定されていて、生徒の希望する進路にかかわらず、生徒全員を対象に取り組みを展開。また、「学術研究」をはじめとする特色ある授業を展開しているところも魅力です。2025年度の大学入試では、国公立大学は東北大学・山形大学、私立大学は東北学院大学・明治大学などを中心に、多くの生徒が現役で合格しました。
第1位:宮城第一高校(1.80倍)
第1位は「宮城第一高校」で、募集人員200人に対し、志願者数は359人、応募倍率は1.80倍でした。
仙台市青葉区にある宮城第一高校は、1897年に開校された「仙台市高等女学校」を前身とする県立高校。積極的な姿勢で自らを成長させる「自主自律」の理念のもと、高い知性と豊かな創造性を身に付け、相手の立場に敬意を払いつつ自己の責任を果たし、リーダーとして社会の発展に貢献できる人材の育成を目指しています。
「普通科」のほか、2年次から「国際探究科」「理数探究科」に分かれる「探究科」を設置。進学重視型単位制を採用し、少人数授業や習熟度授業を行うなど、きめ細やかな教育を展開しています。姉妹校であるシティ・オブ・ロンドン・フリーメンズスクールとの交流や、台湾、オーストラリアへの研修旅行など、国際交流に注力しているところも特徴。東北大学をはじめとする理系学部の研究室や、県内外の研究所を訪問する「コスモス理科実験講座」などの取り組みも魅力です。2025年度の大学入試では、国公立大学は山形大学・東北大学、私立大学は東北学院大学・宮城学院女子大学などを中心に、多くの生徒が現役で合格しました。

