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「めちゃくちゃ怖さを感じた」日本代表DF菅原由勢が対戦した日本人MFに脱帽「『あれだけは止めろ』と味方に言っていた」【現地発】

「めちゃくちゃ怖さを感じた」日本代表DF菅原由勢が対戦した日本人MFに脱帽「『あれだけは止めろ』と味方に言っていた」【現地発】


 日本代表MF堂安律がプレーするフランクフルトは、ブンデスリーガ18節でブレーメンとのアウェー戦にスタメン出場。開始早々1分の先制ゴールの起点となった。

 右サイドでボールを持つと、相手守備が届かないところへ抜群のクロス。これをナサニエル・ブラウンがヘディングで折り返し、アルノー・カリムエンドが右足で上手く合わせてネットを揺らした。

 対戦したブレーメンの日本代表DF菅原由勢が堂安に対して口にした言葉は、対戦相手へのリスペクト以上に、トップレベルで結果を残し続けることの難しさと、その裏側にある「細部」の重要性を浮かび上がらせた。

 同じピッチに立てば、相手の凄みはより身体で分かる。菅原は反対サイドから見た堂安について「ボールが収まるし、起点になる。切り替えした後の怖さはめちゃくちゃ感じました。『あれだけは止めろ』と味方に言っていた」と語り、その存在感を強調した。

 特に「切り返した後の怖さ」は、対峙する選手にとって最も厄介なポイントだ。縦に行くのか、中に入るのか、その一瞬の判断が遅れた瞬間に勝負が決まる。実際に1失点目は堂安のクロスが起点となっている。危険なプレーを出すべき局面を逃さないことの証明でもある。
 
 さらに菅原は、堂安が「一瞬の隙で結果を出す」点を称えた。勝負を決める力への評価だ。フランクフルトというビッグクラブでプレーしながら、チームがドタバタしている時期でも起用され続け、結果を出している現実は、信頼を勝ち取っていることを意味する。

 結果を出し続ける難しさは、サッカーに限らずどの世界でも共通する。

「細部までこだわっているから結果が残っている」

 菅原はそう語っていた。まさにその積み重ねが、試合数の多いシーズンでも最後に点を取り切るメンタリティと実力を支えている。

「見習わなきゃいけないと思う。フランクフルトというビッグクラブでやっているので刺激になります。いい勝負ができて良かったと思います」

 フランクフルトはこのブレーメン戦後に、ディノ・トップメラー監督を解任。ゴール数はリーグ2位ながら、失点はリーグワーストというバランスの悪さを解消することができなかった。

 怪我人も多く、起用法やシステムも手探り状態が多かったなか、背番号20は常にスタメンとして起用され、彼のゴールやアシストでチームに勝ち点をもたらした試合もある。チームとしてのメカニズムがブレている中で好プレーをして結果を出すのは、尋常ではなく大変なことではないか。

 新監督の下で、まずはチームとしての機能性を取り戻し、そのなかで堂安がどんなプレーを見せてくれるのか。ここからの戦いぶりに注目が集まる。

取材・文●中野吉之伴

【動画】開始1分の先制弾を演出した堂安の絶妙クロス

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配信元: SOCCER DIGEST Web

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