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「子どもの顔が見たい」との母の願いを独身偽装男に踏みにじられた40代女性「妻の存在は妹と偽り、寝室にも招かれ…」“女性の健康管理”を仕事にする男の酷すぎる実態

「子どもの顔が見たい」との母の願いを独身偽装男に踏みにじられた40代女性「妻の存在は妹と偽り、寝室にも招かれ…」“女性の健康管理”を仕事にする男の酷すぎる実態

「もう出産なんて考えられないし、母が亡くなったので結婚もいいかな」

相手の言動に不信を感じた今野さんは弁護士に相談。性感染症の罹患も含め話すと「既婚者ではないか」と言われて愕然とする。“持ち家”だと招かれた自宅の登記簿を見れば所有者の名前が見られるかもしれないと思い、法務局に行き登記簿を見たという。

「佐藤の名前と連名で女性の名前がありました。彼が話していた妹の名前とは違う名前だったし、おそらく奥さんだろうと考え、弁護士に任意交渉依頼して戸籍謄本を取ると、案の定、既婚者であることが判明しました。その後、佐藤は謝罪もなく弁護士からの連絡を無視し続けるので民事訴訟を起こしたのです」

「子どもの顔が見たい」と言っていた今野さんの母親は2024年8月に他界。結局、今野さんが独身偽装に遭ったことは母には伝えられなかった。

「余命宣告された母にはとてもじゃないけど言えませんでした。母が他界してから昨年2月に訴状を出して、7月に佐藤に対し330万円を請求する判決がくだりました。裁判が始まってからも佐藤からの謝罪はありませんでしたし、判決後も『体調悪くてお金がないから払えない』とか『ポルシェも自損事故を起こして修理にお金がかかる』などと言い訳をしてなかなか払いませんでした」

今野さんが昨年10月末に地裁に強制執行の申し立てをすると、その数日後に全額振り込まれたという。

「お金は振り込まれましたけど、もう出産なんて考えられないし、母が亡くなったので結婚もいいかなと。男性不信ですね。佐藤が勤務する女性向けのヘルスケアサービスを展開する会社のコンプライアンス窓口に佐藤の判決文を添付して送りましたけど、納得のいく回答は得られませんでした」

独身偽装は人の純粋な心と信頼を深く裏切り、甚大な精神的苦痛を与えるものだ。その罪は重い。

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取材・文/河合桃子 集英社オンライン編集部ニュース班

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