
妻夫木はまず映画「ウォーターボーイズ」を挙げ「日本映画というものの素晴らしさを最初に体感した映画だったんで、それはまず1つだったと思うんですよね」と話し、さらに「29歳ぐらいの時にやらせてもらった『悪人』っていう映画があったんですけれど、それまで演じることをどちらかというと足し算というか、『この役はこういう考え方をしていて、こういう喋り方をして、こういうような性格で』とかどちらかというと自分に引き寄せてる方が多かったんですね。鎧を着るというか。そういうのを全部やめて、どんどん引くことにしたんですよ。その人物になれるように自分が近づいていこうと思って、もう全部自分がその役になるように、その役のしていたバイトをしに行ったり、その人が住んでる場所に行って暮らしてみたりだとか、なるべくその人になれるように、ずっとその人となって日記を書くとか、 絵とか描けないんだけれど絵を描いてみるとか、何かこう、その人になれるように自分を追い込んでいったというか、そういう風な芝居に対しての向き合い方が変わったんですよね。それが良かったのかどうか分からないですけど、ま、評価もしていただいてターニングポイントとはなった作品でしたね」と語った。
