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日本の“お家芸”スノーボード ハーフパイプとビッグエアで表彰台独占なるか? 前人未到の世界記録誕生の可能性も【ミラノ五輪】

日本の“お家芸”スノーボード ハーフパイプとビッグエアで表彰台独占なるか? 前人未到の世界記録誕生の可能性も【ミラノ五輪】

2月6日に開会式を迎えるミラノ・コルティナ五輪。開幕まで残り13日となった。

 日本は1956年の冬季五輪コルティナダンペッツォ大会で、アルペンスキー男子回転の猪谷千春さんが銀メダルを獲得して以降、冬季五輪で金17個、銀29個、銅30個の通算76個のメダルを獲得。今大会でもフィギュアスケートやスキージャンプ、スピードスケートなどでメダルが期待されるが、中でもスノーボードはメダルラッシュへの期待が高まっている。

 スノーボードは1998年の長野五輪で初めて正式競技として採用された。迫力あるジャンプや高度なトリックで注目を集め、五輪屈指の人気競技へと成長。初登場時は(パラレル)大回転とハーフパイプの2種目のみだったが、その後、スロープスタイル、ビッグエア、スノーボードクロス、スノーボードクロス混合団体が加わり、競技の幅は大きく広がった。

 日本勢は2014年ソチ大会の男子ハーフパイプで、当時15歳74日(冬季五輪日本人史上最年少記録)の平野歩夢が銀メダル、平岡卓が銅メダルを獲得し、同競技で初のメダルを手にした。さらに女子パラレル大回転では、竹内智香が銀メダルに輝いた。

 その後、日本の新たなお家芸として定着し、18年平昌大会では平野歩が2大会連続となる銀メダルを獲得。22年北京大会では米国のレジェンド、ショーン・ホワイトを抑えて平野歩が悲願の金メダルを勝ち取った。また同大会では、女子ハーフパイプで冨田せなが銅メダル、女子ビッグエアでは村瀬心椛も銅メダルに輝くなど、日本女子勢の台頭も鮮明となった。
  そんなスノーボードのミラノ・コルティナ五輪代表は、1月20日に全日本スキー連盟(SAJ)から発表された。ハーフパイプ男子は平野歩夢、平野流佳(るか)、戸塚優斗、山田琉聖の4選手。2連覇を目指す27歳の平野歩は、17日のW杯第5戦で転倒し、複数箇所の骨折と打撲を負ったが、現時点では出場へ向けて調整を続けている。平野流は22年北京大会で12位と悔しい結果に終わっており、その雪辱が期待される。また、今大会が初出場で、得意の「マックツイスト」を軸に独創的なライディングを武器とする19歳の山田の滑りにも注目だ。

 ハーフパイプ女子は冨田せな、清水さら、工藤璃星(りせ)、小野光希の4選手。2大会連続のメダルを狙う冨田に加え、16歳の清水は23日に米アスペンで行なわれたXゲームズで初優勝を果たすなど好調で、五輪初出場でのメダル獲得に期待大。16歳の工藤も、24年江原道ユース五輪で金メダルを獲得しており、10代の活躍が楽しみだ。

 アルペン男子は18年平昌ぶりの出場となる39歳のベテラン・斯波正樹(しば・まさき)が選出。女子ではメダル候補の22歳・三木つばきと7大会連続の出場で今大会限りでの引退を表明している42歳の竹内智香が選ばれた。

 スロープスタイル・ビッグエア男子は五輪初出場の実力者が集結。木俣椋真(りょうま)、長谷川帝勝(たいが)、木村葵来(きら)、荻原大翔(ひろと)の4人が名を連ねた。注目は、昨年1月の国際大会「Xゲームズ」で前人未到のBS2340(6回転半)を成功させ、金メダルを獲得した20歳の荻原。今大会では、さらにBS2520(7回転)に挑むことも明言しており、新たな世界記録誕生の瞬間が訪れる可能性もある。

 スロープスタイル・ビッグエア女子は岩渕麗楽(れいら)、村瀬心椛(ここも)、深田茉莉、鈴木萌々(もも)の4人。村瀬は2大会連続のメダル獲得を狙い、初出場となる深田と鈴木にも注目が集まる。

 世界トップクラスの実力者と新鋭がそろった日本スノーボード勢。歴史を積み重ねてきた“お家芸”は、ミラノ・コルティナで新たな黄金時代を迎える可能性を秘めている。
  スノーボード競技は2月5日から18日まで、すべてイタリアのリヴィーニョ・スノーパークで開催される。各種目の特徴と採点方式は以下の通りだ。

◆ ハーフパイプ
U字型の巨大なパイプのコースを滑りながらジャンプや回転技を繰り出し、空中の高さや技の完成度を競う。
予選:2本滑走し、最高得点を採用。上位12人が決勝進出
決勝:3本滑走し、最高得点で順位決定
採点:6人の審判が0~100点で評価し、最高点と最低点を除いた平均点
評価項目:高さ(振り幅)、難度、多様性、完成度、進化性

◆ パラレル大回転
2人1組で並走し、ゲートを通過しながらゴールまでの速さを競う。
予選:2コースを1本ずつ滑り、合計タイムで上位16人が進出
決勝トーナメント:16人からノックアウト方式
※ゲートを1つでも通過できないと失格
 ◆ スノーボードクロス
障害物のあるコースを複数人(最大6人)で同時に滑走し、着順を競う。
個人戦:タイムによるシード決定後、ノックアウト方式
混合団体戦:男女ペアで出場。男子→女子の順で滑走し、女子の結果が最終順位に反映
※接触や妨害行為にはペナルティあり

◆ ビッグエア
“空中の一発勝負”。巨大ジャンプ台から1回の大技を決め、その完成度を競う。
予選:3本中、異なる技のベスト2本の合計点。上位12人が決勝進出
決勝:3本中、異なる技のベスト2本の合計点。
採点:6人の審判が0~100点で評価(最高・最低点を除外)

◆ スロープスタイル
ジャンプ台(キッカー)やレール、開催国の特色溢れる障害物など6セクションで構成されたコースを1本の流れで滑り、複数の技を組み合わせる。
予選:2本滑走し、最高得点を採用。上位12名が決勝進出
決勝:3本滑走し、最高得点で順位決定
採点:9人の審判が担当
評価:高さ、難度、多様性、スタイルと表現力、構成

構成●THE DIGEST編集部

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配信元: THE DIGEST

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