
ものまね芸人・こいでまほがリアルな体験談や心境をポップに時にダークに伝えていく『全力! 婚活ダイアリー』。
知り合いから「後輩が五反田で婚活バーを経営してるんだよ、まほちゃん行ってみない?」と言われたのは去年。結婚相談所は続けずに、誰にも会ってない引きこもりの日々が続いていたので、気分転換に行って見ることにしました。
にしても婚活バーってなに? 私はいろんな婚活をしてきたほうではありますが、バーに行く発想はありませんでした。これが意外にも楽しすぎたのです…!
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■「ぽま マスコミ関係」の活躍五反田駅に土曜の夜19時、舞い降りました。五反田自体が人生で数回しか行ったことないので、さっそくアウェイ。まぁおもしろくなかったら帰ればいいやくらいの軽い気持ちでした。この五反田には婚活バーがあって普段はバーだけど土曜日はたまにイベントがあるとのこと。イベントってなにするんだろう。
到着すると、お店の入り口でシールをもらいました。そこにマジックで名前(あだ名でもよし)と職業(出身地のときもある)の2行ほど書いて胸に貼り、番号をもらって自分の番号が書いてある席につきます。私は5番。シールには「ぽま マスコミ関係」と書きました。ドリンクを受け取ってスタート。男性が回転寿司のように回ってきて5分間トーク、5分経つとスタッフさんが鈴をチリンチリンと鳴らし男性が1つ移動、女性はただ椅子に座って目の前に来た人と話すというシステ。婚活パーティーや街コンに近い。
私はそういうイベントの司会をしたことはあるけどまさか今日は参加しちゃってる側なんて人生なにがおこるかわからない。男性陣が1周すると終了。気に入った相手の番号を3人まで書いて提出(書かなくてもそれは自由)自分に投票してくれた男性の番号が書かれている紙が、スタッフさんによって渡されれます。
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■調子がいい最初の人は、話が上手な人で婚活バーはお互いはじめて。「なにで知った?」と婚活あるあるなど話して盛り上がりました。そして次の人がやってきました。またすごく笑ってくれる人で楽しくお酒を飲みながら話し、その次の人とは「お酒おかわりいきませんか?」なんてすでに慣れてきて、最後のほうには「ちょっと疲れましたねー」なんて自然体で話していました。なんか今日の私、調子いい。
5分間でなにがわかるのかと言われたらそうだと思います、あっという間だしほぼ見た目と話しやすさで判断されるものなのだろう。ですが、なんだかそのやり方が私の謎のスイッチを押してくれました。そして1周、1時間ほどで終わり。3人お気に入りの人を書いて提出。ドキドキする…めちゃくちゃ楽しい!
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■まるで競馬場集計が終わりました。スタッフさんから私の番号を書いてくれた紙がやってきました、あ、最初の5番の人、書いてくれてる! 6、8、10、13、1…たくさん運ばれてくる。えっ、こんなにも私に投票してくださったんですか?
そして、自分が書いた番号の人とマッチしてるじゃん! 3人中2人とマッチ。紙を持ってニヤニヤしてしまう。これまるで競馬場。自分が賭けた馬が当たったような気分。この握りしめている紙はまさに馬券。本日2連単。5番の馬、今日非常に調子がいいです。
マッチした人に話しかけ、連絡先を交換したり、改めて話したりしてあとはフリータイム。合コンのような空気に変わって女性ともワイワイと楽しみます。店主まで大盛り上がり、お笑い好きのとても気さくな店主で、皆さんが慕っているようでした。
ここ五反田婚活バーが、私を輝かせる最高のステージだったなんて…! 自分に投票してくれた番号の紙を使って扇子でも作ろうかな、なんてくだらないことをニヤニヤ考えながら大満足で帰宅しました。確信しました。この婚活バー、メリットがたくさんあると。特にアラフォー女性は行くべきだと思ったのです。
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■効率の良さ&年齢問題回避まず、この婚活バーの1番の安心感でもあるのですが、皆さん独身証明書を提出しているということです。私も以前に取っておいたので参加することができました。イベントによってはナシでもOKな日もあるみたいですが、基本的には提出済みとのことで、ここがちゃんと結婚したい人たちが来る信頼度高めな場所じゃないかなと思います。
またマッチングアプリだと連絡取り合うのも大変で、会うのはもっと大変なときもありますが、ここでは一気に10人以上に出会えて効率がいい。そして、お気に入りの人が他の人たちとどんな風に会話しているかも見ることができる。
そしてなぜアラフォーにオススメか。それは最初から年齢ではじかれないから。胸に貼るシールには、あだ名と職業だけ。それ以外の数字や条件は書かない。つまり生のその人の表情や話し方、人となりで判断してもらえるからです。個人的に結婚相談所で感じている違和感は、いつも自分らしくない写真と自分を表現できないプロフィール文、申請が来ないと価値がないような気持ちになる無駄な落ち込み、こんなの私じゃないと思うことがしばしばありました。もちろんそれでいいご縁に結ばれることもありますが、出だしから数字ではじかれる諦めはここでは感じなくて済むのかなと思います。
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■昼間に会ってみたら…?私は数ヶ月、ここ五反田婚活バーに通いました。そう、このシステムにハマったのです。システムを楽しむだけではなく、もちろんマッチした方とデートもしました。ただ、デートしてみるとそれはマッチングアプリなどと変わりはあまりありませんでした。むしろ婚活バーでは盛り上がったのに昼間改めて会ってみたら、あれ…? ということもありました。この人急になんでこんなにつまらないの? え、それとも私に対してもそう思いました? と思ったほど。
また、この世界でもあるのが同時進行。しかもモテる人は一気にマッチングするのでバーで1人を巡って取り合いすることもチラホラあるとのこと。マッチングアプリでも同時進行はありますが、バーだとそれが目の前で繰り広げられています。そして、毎日通っている常連さんもいて常連同士で遊んだり出かけたりしていることも判明。
常連になると今度は付き合っても別れたり気まづくなる人も増えてくるらしく、なんだか学校みたいだなと感じましたが、こんなにも貴重な体験ができて最高の場所だったとは知りませんでした。勇気を出して行ってみてよかった。婚活中の方は行ってみるのをオススメします。
私はここまで、十分動いて探してきた。もう少し真剣に自分の婚活や人生を考えてみようと思いました。たくさんの人に会ってきた私ですが、次回、全てを断捨離? そして最終話です。私が最後に伝えたいこととは…なんだろう? 次回でお別れ、ありがとう!
太田プロ所属のものまねタレント。フジテレビ系で放送の『 ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ』で優勝経験あり。
aiko、優香、泉ピン子などものまねネタ多数。近年はナレーションなどの活動も積極的に行っている。
