会場が異様な熱気に包まれた。
現地1月23日、テニスの四大大会「全豪オープン」女子シングルス3回戦が行われ、世界ランク94位のユリア・プチンツェワ(カザフスタン)は、同112位のゼイネップ・ソンメズ(トルコ)に6-3、6-7 、6-3で勝利。自身初となる16強入りを決めたが、相手ファンとの衝突が波紋を呼んでいる。
この試合、ソンメズに観客の応援が集中し、プチンツェワにとっては完全アウェーの雰囲気に包まれていた。余程フラストレーションが溜まっていたのか、勝利直後には、耳に手を当てたり、観客席に投げキッスを送ったり、ブーイングの中で挑発的なダンスを披露したりと、煽るようなセレブレーションを繰り返したのだ。
試合後の会見では、「どちらかの選手に人気が集まったり、声援が送られたりするのは、このスポーツの素晴らしいところだけど、今日はリスペクトに欠ける瞬間が多かった」と主張。「ファーストサーブとセカンドサーブの間、私のミスを誘うために観客が叫んでいた」と不満を漏らしている。
さらに会見内では、「第3セット4-3の場面だと思うけど、大事なポイントでオープンコートを作り、フォアハンドを打とうとしたときにある男が咳き込んだ」とも強調。「『負けてたまるか』と思った」「テニスのマナーを心得ている人もいれば、残念ながらそうでない人もいる」と不快感を露わにしていた。
問題行動が多いことでも知られるプチンツェワだが、プレー中のマナーを巡っては今大会、観客のみならず選手の言動にも様々な議論が噴出している。しばらくその論争は収まりそうにない。
構成●THE DIGEST編集部
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