ロックバンド「Mrs. GREEN APPLE」(以下MGA)の元ドラマーだった山中綾華さんが1月23日放送の報道番組「news23」(TBS系)に出演。バンド脱退から4年たった現在について語っています。
バンドを離れて意外な転身
山中さんは当時高校生だった2013年、ボーカルの大森元貴さんらとMGAを結成。2015年のメジャーデビューをへて、「青と夏」「僕のこと」などの人気曲を担当し、2021年12月末をもってバンドを脱退していました。
番組では“自分らしくあるために二刀流で働く女性”として山中さんの現在をピックアップ。山中さんはバンド脱退から2年後の2023年、合格率6%とされる社会保険労務士の試験に28歳で合格。2025年には30歳で社労士登録に至り、「(社労士バッジを)付けるのは全然慣れてなくて」と取材班にコメントしています。
山中さんが取材中、グレーのスーツ姿で向かったのは社労士の事務所。会社の給与や賞与の計算、明細作成などでバタバタしている日々を過ごしているといい、「法に則ったお仕事なので必ずこういう基準があるとか、感情だけでは動かしていけない部分もあったりする」と仕事を語り、自身の感覚や表現をダイレクトに押し出せるドラミングと併せて「どっちも楽しい」としていました。
「葛藤」を抱えた過去も……
朝から夕方までの仕事を終えて、山中さんが向かったのは音楽スタジオ。ドラマーとしては週3回の講師に加え、サポートとしてステージに立つこともあるそうで、番組サイドはこうした2つの顔を持つ働き方を“理想の自分を形にするための納得のいく時間の使い方”だと解説していました。
山中さんの振り返りによると、MGAが飛躍するにつれて「ドラムをたたく部分とそうじゃない部分の活動のバランスがだんだんと偏っていっていた」「ドラムと向き合っていることすらも『あれ、嫌いになっちゃうかも』、でもいろんな人に見てもらえる、声かけてもらえる、反応もらえるといううれしさもある」という葛藤にぶつかったとのこと。
「感情がいろんなところに飛び交っているような感覚」にさいなまれる中、人生になくてはならないドラムに加え、他のこともやってみようと決心してバンドを去ることにしたとのことです。

