最新エンタメ情報が満載! Merkystyle マーキースタイル
脳トレ四択クイズ | Merkystyle
40度の酷暑でケイレン発症も…シナーが逆転勝利で全豪OPベスト16進出「中断時のストレッチが助けになった」<SMASH>

40度の酷暑でケイレン発症も…シナーが逆転勝利で全豪OPベスト16進出「中断時のストレッチが助けになった」<SMASH>

テニス四大大会「全豪オープン」は大会7日目の現地1月24日に男子シングルス3回戦が行なわれ、センターコートのデイセッション第2試合に第2シードのヤニック・シナー(イタリア/世界ランキング2位)が登場。ノーシードのエリオット・スピッチリ(アメリカ/同85位)を4-6、6-3、6-4、6-4で下し、5年連続5度目のベスト16進出を決めた。

 1968年のオープン化以降でノバク・ジョコビッチ(セルビア/現4位)に次いで史上2人目となる全豪3連覇が懸かるシナーにとって、気温が40度近くに迫る酷暑の中で実施されたこの試合は苦しい展開となった。

 第3セットの序盤、シナーはトレーナーを呼んだ直後にケイレンを発症。プレーを続行するも満足に動けないまま第4ゲームをブレークされ、1-3とリードを許す。しかしここでヒートポリシー(暑熱時の試合運営に関する特別規定)が適用され、試合は一時中断。スタジアムの屋根が閉鎖され、試合は再開された。

 屋根が閉まるまでの間、シナーは約10分間コートを離れていた。治療を受けることは許可されなかったが、その時間を使って「横になりながら筋肉をほぐすためのストレッチ」を行ない、「体温を下げるよう努めた」という。

 そしてこの中断をきっかけに、シナーは立て直しに成功。動きのキレを取り戻し、第3、4セットを連取して3時間45分の激戦に終止符を打った。
  勝利後のメディア対応でシナーは「今日は運が良かった」とコメント。その上で「中断時のストレッチは確実に助けになった。第3セットでは足がつりかけていたが、時間が経つにつれて良くなった。いくつかのポイントでプレーの仕方も変え、それも間違いなく効果があった」と振り返った。

 シナーが“暑さ”に苦しんだのは今回が初めてではない。昨年の全豪オープン4回戦でホルガー・ルネ(デンマーク/現16位)と対戦した際にも、手の震えを来すほどの深刻な状態に陥りながら勝利を収めていた。

 一方、連日湿度80%を超える過酷なコンディション下で開催された10月の「上海マスターズ」(ATP1000)では、タロン・フリークスポール(オランダ/現26位)との3回戦を途中棄権。それでも直後の「エルステ・バンク・オープン」(ATP500)では、決勝でアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ/現3位)を相手に、同様の問題に直面しながらフルセットで勝利していた。

 そうした状況を「運」で乗り切っているのではないかとの質問に、シナーは事前の準備とメンタリティの重要性を強調する。

「今日のような状況は、はっきりとした理由はわからなくとも常に起こりうるものだから、毎日できる限り最高の状態でいられるよう、また回復を含めて全てを正しい方向に持っていくよう努めている。自分がどれだけ努力してきたかもわかっているし、コート上で起こりうる問題に対する準備も十分にできているという自信を持っている」

 全豪3連覇へまた一歩近づいたシナーはベスト8入りを懸け、現地26日に予定されている4回戦でルチアーノ・ダルデリ(現25位)とのイタリア勢対決を迎える。

文●中村光佑

【動画】シナーVSスピッチリの「全豪オープン」3回戦ハイライト

【画像】シナーはじめ、全豪オープン2026で熱戦を繰り広げる男子選手たちの厳選写真!

【関連記事】全豪3連覇に向けてシナーが「何が起こるか楽しみ」と意気込み! 世界1位奪還も「今季の目標の1つ」と意欲示す<SMASH>
配信元: THE DIGEST

あなたにおすすめ