
俳優・モデルの宮本茉由が、1月25日に都内で開催されたファースト写真集「ほんとはね、」(小学館刊)の取材会に登場。本作に込めた思いや、連続ドラマでの“悪女役”を経ての心境の変化などを語った。
■初の写真集発売に「感無量です」
芸能生活10年を超え、2025年には30歳を迎えた宮本の初めての写真集は、長野・北アルプスのふもとで撮影が行われた。雄大な山々や青く澄んだ湖、趣のある街並みとノスタルジックな雰囲気が彼女の“憂いを帯びた美しさ”を引き出し、一緒に旅行しているような気分にもなれる1冊となっている。
写真集出版の経緯について聞かれると「直感でした」とした上で、「母が数年前に自分の体に大きな変化がある病気になってしまったとき、『今の体を残せるなら残した方がいいよ』という言葉を聞いて、やってみようと思いました」と明かす。
いざ発売が決まったときの心境を「写真集はずっと夢だったんですけど、自分の意思で覚悟を持ってできる年齢になってからやりたいなと思っていて。30歳になってやらせていただけて感無量です」と喜びを語った。
撮影に向けての準備については「この撮影の前に『レプリカ 元妻の復讐』(2025年、テレ東系)というドラマを撮っていたのですが、結構ハードな作品で3kg痩せちゃって…。写真集の撮影までに4kg増やしました」と告白。同ドラマでは、主人公に復讐(ふくしゅう)される強烈な悪女を演じ新境地を開いたが、撮影も大変だったらしく、そこで減ってしまった分を調整したことを伝えた。
本作は1月21日に発売されたが、周囲の反響を聞かれると「買ってくださったファンの方や家族、友達からも『すごくいい写真集だね』って。あまり見たことのない私の表情があるみたいで、驚いてくれました」と答え、写真集出版を勧めてくれた母親の反応については「じっくり見てました」と照れ笑いしながら明かした。
写真集の広報資料には「最初で最後のメモリアル写真集」と銘打たれているのも印象的。その理由を「需要があるのかなって不安があったのと、自分の姿を残したいという思いからやらせていただいているので、覚悟の1冊ということで」と強い覚悟を示すものだとした上で、“次回作”についても「もし反響があってやらせていただける、となったらぜひやってみたいです…需要があったら(笑)」と、前向きな思いもにじませた。
また、恒例の自己採点を求められると「自分史上一番頑張った作品なので皆さんに点数をつけていただけたら」と読者に委ねた。
■最新主演作は“不倫サスペンス”「日本の結婚率を下げないように(笑)」
2016年9月に「第1回ミス美しい20代コンテスト」で審査員特別賞を受賞した宮本も、2025年5月に30歳を迎えた。30代になってからの心境の変化を聞かれると「考え方とかお仕事の向き合い方とか、20代とは変わりました。何がきっかけかは分からないんですけど、ドラマの役で悪女をやったときに自分の中で一皮むけたと言いますか。『嫌われてもいいや!』と思えるようになったとき、ちょっと変われたのかなと」と打ち明けた。
その“悪女”役では、撮影後も無意識のうちに役に引っ張られてしまったそうで「引っ張られないと思ってたんですけど、ヘアメークさんやスタイリストさんに聞いたら、(役のように)語尾が伸びたりしていたみたいで(笑)。もしかしたら結構抜けないタイプなのかなって」と述懐。
2026年1月期は、民放ドラマ初主演作となる「この愛は間違いですか~不倫の贖罪」(テレ東系)が放送中。同作は“一線を越えた夫婦”の日常が予測不能な心理戦へと変貌していく姿を描く不倫サスペンスだが、「現場でも『結婚って大変だね』っていう話をしています(笑)。これが日本の結婚率とかを下げないように、結婚って素晴らしいものなんだよ、と最後は持っていこうと撮影を頑張っています」と力を込める。
そして、あらためて2026年の抱負を「ドラマ・映画に出演できるように頑張るのと、この写真集がたくさんの方に見ていただけるように、他のお仕事も頑張って多くの方の目に留まっていただけたらうれしいです」と意気込んだ。
◆取材・文=ブルータス・シーダ(STABLENT)

