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「運がよかった」ジョコビッチがギリギリで失格回避。怒りに任せて放った打球がボールキッズを直撃しかける<SMASH>

「運がよかった」ジョコビッチがギリギリで失格回避。怒りに任せて放った打球がボールキッズを直撃しかける<SMASH>

テニス四大大会「全豪オープン」は大会7日目の現地1月24日に男子シングルス3回戦が行なわれ、第4シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア/世界ランキング4位)がボティック・ファンデザンツフープ(オランダ/同75位)を6-3、6-4、7-6(4)で下し、4年連続となるベスト16進出を果たした。

 序盤完璧なテニスで第1セットを先取したジョコビッチ。第2セットでも立ち上がりから2度のブレークを奪い3-0とリードしていたが、この場面でファンデザンツフープがメディカルタイムアウトを要求すると流れが変わる。

 集中力が途切れたのか1度のブレークバックを許したジョコビッチは徐々にイラ立ちを見せはじめ、4-2となったリターンゲームには会場が騒然となる出来事が起きた。デュースにもつれたこのゲーム、ジョコビッチは相手のアウトボールを怒りに任せて弾き返したのだが、これがネット際にいたボールキッズの顔面付近を通過したのだ。

 2020年の全米オープン(四大大会)で、線審にボールを直撃させて失格処分となったという“前科”を持つジョコビッチだけに、今回の件では肝を冷やしたことだろう。あと数センチでもボールの軌道が違えば、前回と同様に失格処分となっていたことは確実だ。
  海外スポーツメディア『TNTSPORTS』によると、ジョコビッチは試合後の記者会見で最悪の結果を免れたことを「幸運だった」と語り、次のように続けた。

「(ボールキッズには)謝罪したよ。あれは必要のないことだったし、熱くなってしまった瞬間だった。ボールキッズや他のみんなに不快な思いをさせてしまったことを申し訳なく思うよ」

 また、流れが変わる要因となったファンデザンツフープのメディカルタイムアウトにも言及。「かなり良い治療だったと言わざるを得ないね」と冗談めかしたジョコビッチは、「あの瞬間から彼のサービスはすごく良くなった。第2セット序盤は腕に問題があったようで、球速が落ちているのがわかった。正直僕も油断しすぎていて、流れが逆転してしまった」と明かした。

 テニス界を少しばかりざわつかせる試合となったかもしれないが、とはいえジョコビッチはこの勝利で四大大会史上最多となる通算400勝を達成。また全豪オープンに限れば通算102勝目で、ロジャー・フェデラー氏(スイス)の持つ記録と並ぶメモリアルな勝利となった。続く4回戦では第16シードのヤクブ・メンシク(チェコ/17位)と対戦予定だ。

構成●スマッシュ編集部

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配信元: THE DIGEST

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