スポーツバイク並みのフロントフォークに進化!!

旧型のフロントフォークは、いわゆる“昔ながらのハーレー”という印象で、少し強めにフロントブレーキをかければ途端にフルボトムしてしまうぐらいに柔らかった。しかし、現行型ではそれがだいぶ改善されている。なぜなら、ボトムケース内部に新たにSHOWA製デュアルベンディングバルブが採用されたためだ。これはシンプルな機構ながらも高性能サスに匹敵する減衰力を発生させ、デコボコをしなやかに吸収。また、しっかりと踏ん張るようになったので昔のハーレーのようなリアブレーキ主体の乗り方ではなく、フロントブレーキを積極的に使える操縦性へと進化しているのだ。

モデルごとに異なる操縦性に貢献するレイク/トレール
ソフテイル スタンダード/ストリートボブ114・・・・・・30° / 157mm
ローライダーS/ローライダーST・・・・・・28° / 145mm
ブレイクアウト117・・・・・・34° / 145mm
ヘリテイジ クラシック・・・・・・30° / 140mm
スポーツグライド・・・・・・30° / 150mm
ファットボーイ・・・・・・30° / 104mm
ファットボブ114・・・・・・28° / 132mm
モノサス化でしっかりと動くリアショックに!!
通常とは逆方向に可動するリアショックだった旧型とは異なり、現行型はスイングアームの上部に取り付けられたため、サスペンションの動きが自然に。また、旧型は路面の段差で底づきしていたが、現行型は十分なストローク量を確保。減衰力もしっかりと効くようになったため、簡単にフルボトムしてしまうことはなくなった。何よりプリロードの調整が簡単にできるので、乗り方や体重、荷物の重さなどに応じてセッティングすることが可能に。90kg以上の荷物を載せてもしなやかに動くように設計されているというから、その進化たるや相当なものだ。
本体は伸びるのにスプリングは縮むのだ!!


ユニークな旧型のリアショック


スイングアームの下側にフレームと並行してリアショックが取り付けられている旧型ソフテイル。その動きが非常に独特。通常は無荷重のときリアショックが長い状態になっているが、旧型ソフテイルは無荷重で短く、荷重時にはサスのマウント部が車体後方に引っ張られるように動くため、リアショック全長が伸びる方向に動くのだ。にも関わらずスプリングそのものは縮む。車体の下にリアショックを装備できたのは、この独特な構造のおかげというワケだ


新たに採用されたプリロード調整機能は車種によってその方法が異なるが、マフラー側のサイドカバー下にあるダイヤルを回して調整できるモデルもあって、とてもイージーだ。