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全豪OPで初の四大大会16強進出も…20歳メンシクがケガでジョコビッチ戦を棄権「アイドルと戦えないのは本当に悲しい」<SMASH>

全豪OPで初の四大大会16強進出も…20歳メンシクがケガでジョコビッチ戦を棄権「アイドルと戦えないのは本当に悲しい」<SMASH>

テニス四大大会「全豪オープン」の男子シングルスで3回戦を突破していた世界ランキング17位のヤクブ・メンシク(チェコ)が、現地1月26日夜に予定されていたノバク・ジョコビッチ(セルビア/元1位/現4位)との4回戦を左腹筋の負傷により棄権した。

 この結果ジョコビッチは不戦勝でのベスト8進出が決定。現地28日に行なわれる準々決勝では、ロレンツォ・ムゼッティ(イタリア/現5位)とテイラー・フリッツ(アメリカ/同9位)による4回戦の勝者と対戦する。ジョコビッチはここまでペドロ・マルチネス(スペイン/元36位/現71位)、フランチェスコ・マエストレッリ(イタリア/現141位)、ボティック・ファンデザンツフープ(オランダ/元22位/現75位)を相手に、1セットも落とすことなく勝ち上がっている。

 全豪前哨戦の「ASBクラシック」(ニュージーランド・オークランド/ハード/ATP250)でツアー2勝目を挙げた弱冠20歳のメンシクは今大会に第16シードで参戦。1回戦でパブロ・カレノブスタ(スペイン/元10位/現94位)とのフルセットマッチを制すと、2回戦では19歳のラファエル・ホダル(スペイン/現150位)、3回戦では21歳のイーサン・クイン(アメリカ/現80位)をいずれもストレートで下し、初の四大大会ベスト16進出を果たしていた。

 メンシクはセンターコート「ロッド・レーバー・アリーナ」のナイトセッション第2試合に組まれていた4回戦で全豪最多10度の優勝を誇るジョコビッチと顔を合わせるはずだった。しかし冒頭の通り試合前に棄権を発表し、25日に応じた記者会見で「左腹筋に問題があり、ここ数試合で状態が悪化していました」とリタイアを決断した経緯を説明。その上で次のように無念の心境を明かした。
 「僕にとって、本当に残念な決断を下すことになってしまいました。ロッド・レーバー・アリーナでノバクと対戦する予定だったという事実が、棄権の決断をより一層つらいものにしています。自分のアイドルであり、“GOAT”(史上最高の選手)とも称される選手と戦うためにコートに立てないのは、本当に悲しいです」

 それでも最後には「四大大会で初めて4回戦、そして2週目に進出できたことは、今後につながる大きな経験として胸に刻みます。早くコートに戻って、さらに強くなった姿を見せられるよう努めます」と前向きな言葉を口にし、会見を締めくくった。

 ちなみにメンシクとジョコビッチは過去に2度ツアーで対戦しており、1勝1敗と互角。初顔合わせとなった2024年上海マスターズ(中国/ハード/ATP1000)準々決勝ではジョコビッチが勝利したが、昨年3月のマイアミ・オープン(アメリカ/ハード)決勝ではメンシクがリベンジを果たし、ツアー初優勝を四大大会に次ぐマスターズ1000で達成するという離れ業を遂げていた。残念ながら3度目の対決は幻となってしまったが、とにかく今はメンシクの早い回復を願いたい。

文●中村光佑

【動画】初の四大大会16強入りを果たしたメンシクの全豪OP3回戦ハイライト

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配信元: THE DIGEST

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