
自転車で行けるところまで! 退屈を吹き飛ばすひと夏の思い出(仲曽良ハミさん提供)
【マンガ本編】隣町での大冒険! 見たことないものばかりで楽しむ少年たち ゲーセンで大ピンチに陥り?
すべての景色が新鮮に映る夏の大冒険
夏休みのある日、ふたりだけで遊んでいた小学生の「いくる」と「シュウ」。ちょっとした思いつきから、自転車で隣町まで遊びに行ってみることにしました。ふたりは初めて見る公園にある遊具や駄菓子屋のゲーム機でワクワクしながら遊びます。そこでは、地元の男の子が町を案内してくれて……。
仲曽良ハミさん(@nakasorahami)によるエッセイマンガ『自転車で行けるとこまで冒険した話』がX(旧:Twitter)上で公開されました。読者からは「駐車場でやった手撃ちカラーボール野球や、路上でのメンコとか、通りがかりの学区外の奴らと普通に仲良くやっていたよなー」「みんなやっていること同じだな(笑)。」「ほぼ同じ経験があります。隣町で出会った友だちは40年近く経った今でも仲良しです」などの声があがっています。
仲曽良ハミさんは漫画家として活動しており、AnimeJapanの「アニメ化してほしいマンガランキング2024」で見事第1位に輝いた、昭和後期から平成初期のノスタルジーあふれる思い出マンガの最新作『しなのんちのいくる』第6巻(KADOKAWA)が発売中です。
作者の仲曽良ハミさんにお話を聞きました。
ーー本エピソードが描かれている『しなのんちのいくる』は、「AnimeJapanのアニメ化してほしいマンガランキング」にて1位を獲得した作品です。受賞したと知ったときの心境や、作品への影響などをお教え下さい。
実は僕もこの作品は勝手にアニメ化を目標として描き始めました。それを読者さんも応援してくれていることを知れて、とてもうれしかったです。まだアニメにはなっていませんが、これからそうなればうれしいなと思っています。それまで頑張ります。
ーーノスタルジックな少年時代を描かれている仲曽良さんですが、現代の子供たちと昭和後期~平成初期子供たちを比べて、ギャップや、共通点を感じたシーンはありますか?
当然遊ぶ場所や道具は違うのですが、基本的には今も昔も子供たちの本質は変わっていないのかなと思っています。僕の子供時代の思い出を元に描いていますが、決して昔の方が良かったとかいうつもりはありません。今の子供たちも僕らの時代にはなかった熱い遊びに夢中ですからね、ゲームなんかは羨ましいくらいですね。

アニメ化への期待大!! 昭和ノスタルジーが溢れる『しなのんちのいくる』第6巻(KADOKAWA)著:仲曽良ハミ
ーー自転車での隣町への冒険につきまして、SNSでの反響が多数寄せられています。どのように感じていますか?
この「隣町まで自転車で冒険」はおそらく当時の少年たちはみんなやっているだろうなと……思って描きました。公開後は予想どおりで、読者さんの冒険談がたくさん寄せられました。読んでいてとても楽しかったです。
なかでも印象に残ったのは、大人になって分かる「実はそんなに遠くには行っていない」という読者さんの声でした。今となっては車で5分の場所もあの頃はみんな大冒険だったんだなと、僕も一緒のことを思っていたので楽しかったです。
