
勇者ヒンメルの死から始まった“人を知る”ための旅は、ついに魂の眠る地<オレオール>を目指す新章へ。TVアニメ第2期「葬送のフリーレン」(毎週金曜夜11:00-11:30、日本テレビ系/ABEMA・ディズニープラス・FOD・Hulu・TVer・Leminoほかにて配信)が1月16日よりスタートした。第29話は、第1期最終回から地続きとなる旅の再開と、フリーレン(CV:種崎敦美)ら一行の相変わらずな珍道中が描かれた。(以下、ネタバレを含みます)
■金欠のフリーレン一行! 「封魔鉱」を巡るドタバタ劇
一級魔法使いの資格を得たフェルン(CV:市ノ瀬加那)と、戦士シュタルク(CV:小林千晃)と共に旅を続けるフリーレン。壮大な冒険の再開かと思いきや、冒頭から一行を襲ったのは「資金難」という切実な問題だった。次の村で仕事を探そうとするなか、道端の草むらで貴重な「封魔鉱」を発見する。かなりの高額で売れるアイテムではあるが、魔法を無効化する特性が旅の邪魔になるという理由で、高価な鉱石をあっさりと諦めてしまう。
この相変わらずのゆるい日常描写に、SNSでは「金欠のフリーレンってw」「フェルンがおやつ食べ過ぎたのかな?」「封魔鉱捨てちゃうのもったいない!」、「シュタルクが石を持って、離れて歩いたらダメなのか?」といったツッコミと共感の声が殺到。シリアスな世界観の中で繰り広げられる、生活感あふれるやり取りに多くのファンが癒やされたようだ。

■第2期でもさっそくヒンメル登場。作画も絶賛の嵐
地下洞窟で毒獄竜に遭遇した一行。封魔鉱の影響で魔法が使えない絶体絶命のピンチに、フリーレンは「じゃあ一緒に逃げようか」と逃げることを選択。それはかつて、勇者ヒンメル(CV:岡本信彦)が仲間たちにかけた言葉と同じだった。ヒンメルがフリーレンを担いで逃げる姿と、シュタルクがフリーレンを担いで逃げる姿がシンクロする演出は、時間の流れと変わらない想いを美しく表現。SNSでは「ヒンメルの言葉が今のフリーレンを支えてるのがエモい」「作画が美しすぎてため息が出る」「金曜の夜にこのクオリティのアニメが見られる幸せ」と、変わらぬ映像美と演出の妙に感動する声が続出した。
■シュタルクの決意とフェルンの「なでなで」

旅の途中、宿屋でヴィアベル(CV:谷山紀章)たちと再会した一行。ヴィアベルから戦力として勧誘を受けるシュタルクだったが、彼はそれを断る。その夜、フェルンに理由を問われたシュタルクは、「あの夜にフェルンが俺の背中を押してくれたから」「俺はどこにもいかないよ」と、今のパーティーで旅を続ける決意を語るのだった。
それを聞いたフェルンが「じゃあおいで。いっぱい撫でます」とシュタルクに迫るシーン(シュタルクは「何企んでるの?怖い!」と怯えていたが)も含め、二人の距離感の変化も今期の大きな見どころ。SNSでは「シュタルクの『どこにもいかない』がイケメンすぎた」「フェルンのなでなで攻撃w」「この二人の関係性、尊すぎてニヤニヤが止まらない」と、変わらないようでいてゆっくりと変わっていく二人の関係性に盛り上がる声が多く見られた。
さて次回第30話「南の勇者」は1月23日に放送済み。北部高原へと足を踏み入れる一行を待ち受けるものとは? 次回のレビューもお楽しみに!
※種崎敦美の崎は、正しくは「たつさき」
◆文/岡本大介


