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完敗のガウフ、コート裏でのラケット破壊が放映され不満を吐露「カメラがない場所に行こうとしたのに」<SMASH>

完敗のガウフ、コート裏でのラケット破壊が放映され不満を吐露「カメラがない場所に行こうとしたのに」<SMASH>

テニス四大大会「全豪オープン」は大会10日目の現地1月27日に女子シングルス準々決勝が行なわれ、センターコート第3試合にツアー11勝を誇る第3シードのココ・ガウフ(アメリカ/現世界ランキング3位)が登場。元3位で第12シードのエリーナ・スビトリーナ(ウクライナ/同12位)と対戦したが、1-6、2-6で完敗し、ベスト4進出はならなかった。

 この日のガウフは終始本来の実力を発揮できず、計6度ものブレークを許してわずか59分で敗退となった。散々な内容に終わった21歳は敗戦後に自身への怒りを爆発させ、バックヤードでラケットを何度も叩きつけて破壊。その様子はコート裏に設置されたカメラに収められ、米『ESPN』などの中継映像でも映し出された。

 その後の記者会見でガウフは、自身のパフォーマンスに対するフラストレーションを次のように説明した。

「今大会はすでにフルセットマッチを2試合こなしていたから、第1セットを落としてからも楽観的に考えていた。でも実際にはイライラが溜まってしまって、それがプレーにも出てしまった。できるだけポジティブでいようとしたけど、何をやってもうまくいかなかった。自分の強みを全く出せていないと感じながらコートに立ち続けるのは、本当にフラストレーションが溜まる」

 ガウフを苛立たせたのはプレー内容だけではなかった。最高気温が45度に達し、ヒートポリシー(暑熱時の試合運営に関する特別規定)の適用により屋根を閉めて行なわれたこの試合では、ラケットのテンション調整にも苦戦した様子だった。しかし会見ではそれが敗因ではないと強調し、「算段ミスをしたわけでもない」とも語った。
  一方で21歳は、ラケットを壊す姿が中継で流れたことに不快感を示す。実は全豪オープンや全米オープンでは、コート裏にも多くのカメラが設置されているのだが、舞台裏の様子までもが放送対象となることについては、選手のプライバシー確保の観点から批判の声が上がっている。それを踏まえ、ガウフは不満をこう口にした。

「放送の在り方については、少し思うところがある。過去にも全米決勝で私に負けたアリーナ(サバレンカ)がラケットを壊してそれをごみ箱に捨てるという出来事があったけど、そんなものまで放送する必要はないと思う。

 私自身はラケットを壊すのは好きじゃない。以前、四大大会の上位ラウンドを戦った時に一度コートで壊してしまったことがあって、その時に『もうコート上では二度とやらない』と決めた。そういう姿を公にさらすのは良いことだとは思わないから。それでさっきはカメラがない場所に行こうとしたけど、結局それも放送されていた。その点は何らかの話し合いが必要だと思う。例えばこの大会では、ロッカールームだけが唯一の私的な空間になっている」

 ガウフのラケット破壊はすでにネット上でも拡散されている。結果として、彼女が公の場で見せたくなかった舞台裏の一幕が、本来の意図を離れて多くの人の目に触れることとなってしまった。

文●中村光佑

【動画】コート裏でのガウフのラケット破壊シーンと、完敗したスビトリーナ戦のハイライト

【画像】ガウフ、スビトリーナはじめ、全豪オープン2026で熱戦を繰り広げる女子選手たちの厳選写真!

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配信元: THE DIGEST

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