Q.目が疲れたら、遠くを見るといいって本当?
A.はい、ただし10m先で十分です
よく「目が疲れたら遠くの緑を見るといい」といわれますが、目的は景色ではなく、目の毛様体筋を休ませることにあります。近くを見続けると、毛様体筋はギュッと縮んで水晶体を厚くし、近距離にピントを合わせようと働き続けます。これが疲れ目の大きな原因に。
遠くを見ると毛様体筋はゆるみ、緊張がほぐれてリセットされます。とはいえ、100m先を見る必要はありません。10m程度の距離で十分。スマホやパソコン作業の合間、20〜30分に一度、部屋のいちばん遠い壁や角→手元というように、焦点の切り替えを数回繰り返すだけで、ピント調整力が回復しやすくなります。
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暗い部屋でのスマホ操作やモニターとの距離の近さ、近くを見続けることなどが、疲れ目の引き金になります。これらのNG習慣を見直し、目の負担を減らしていきましょう。
取材と文=及川愛子

