平日昼時の池袋中華街はなんだかぼんやりしている。人通りが少なく仕入れのトラックとかが停まっていたりして、街が眠っている雰囲気なのだ。そんなストリートをよく見ると、そこかしこに出ている看板がある。それがガチ中華のランチメニューの看板。
定食価格は800円から1000円くらいなんだけど「副菜付き」とか「セルフサービス」と書かれていて、大体はミニビュッフェの食べ放題とセットであることに近頃気づいた。明らかにコスパが良いこれらの店。
また1つそんな店に入店してみた。店の名前は『小米椒(シャオミージャオ)』である。
・良かった、店があって
この店のランチの看板が出ていたのは駅からロマンス通りを進んで一番奥の交差点を右に折れた左手のビルの前。以前の記事で紹介した『小東北(ショウトンベイ)』と同じビルである。
というか、ビル外に掲げられた看板では4階も5階も『小東北』と書かれている。そのため、実際に『小米椒』が存在するかや、存在したとしても配置が謎だったんだけど、とりあえずエレベーターで5階に上がってみたところ……
ドアが開いたらいきなり店。どうやら1フロア『小米椒』であるようだ。良かった、店があって。実はこの日、別の雑居ビルに出てるランチバイキングの看板を頼りにビルを上ったら店が存在しなかったという出来事があったのでドキドキしたぞ。
・秘められし最安メニュー
入ってみないと分からない点で言うと、池袋中華街のガチ中華ランチは、なぜか最安メニューが外のメニュー看板に提示されていないことが多い。すぐ変更できるようにそうしてるのかもしれないけど、やはり『小米椒』池袋店のランチに関しても、2026年1月26日現在、外の看板になかった税込800円のメニューが存在した。
800円でミニビュッフェ食べ放題。結果的にそうなるメニューの名前は「麻辣鱈魚」である。鱈(たら)か。でも、モバイルオーダーの小さいメニュー写真ではどんな料理なのかの全容はつかめない。そこで注文してみたところ……
鱈の揚げ物に唐辛子がふんだんに入ってる系の中華料理だった。色合いからビンビンに四川の風が吹いてるけど、食べてみると見た目通りのシビ辛さ。鱈が淡白な白身の味だけに、そのシビ辛さの邪魔をするものが何もない。最高速度で舌を痺れさせに来るみたいな料理だ。
