中国の習近平主席に「異変」が起きている。習主席は1月27日、フィンランドのペッテリ・オルポ首相と北京で会談後、消息不明になっているのだ。1月28日からイギリスのスターマー首相が李強首相の招待で中国を公式訪問中だが、スターマー首相と習主席との会談日が未定のままなのだ。
中国共産党は1月24日、中国人民解放軍の制服組トップで習主席の長年の盟友、中央軍事委員会の張又侠副主席と、統合参謀部参謀長の劉振立氏を「重大な規律違反があった」として、失脚させられたばかり。中国版SNS「微博(Weibo)」では、軍関連のアカウントが見られなくなっている。
X上では身柄拘束中の張又侠氏が率いていた人民解放軍No.2の精鋭部隊、第82部隊が北京市内に向かっているという情報のほか、オルポ首相に続きスターマー首相を迎えるため北京市内の迎賓館に滞在中だった習主席の暗殺未遂が起き、習主席が身を潜めている…というトンデモ情報まで飛び出した。
現地時間1月28日17時現在のフライトレコーダーを見ると、北京空港(PEK)が閉鎖されるなどの混乱は起きていない。全日空機も同空港に駐機中だが、同日昼、フライトレーダーに変なものが映った。北京空港にスターマー首相一行の護衛機ではなく、解放軍ヘリが集結し、北京市内で低空飛行を続けたのだ。解放軍ヘリの一部は同日夕、国際線、国内線のラッシュ時間になっても北京上空を周回している。クーデター疑惑が飛び交う中で、なんとも不穏な光景だ。
スターマー首相は中国外遊後、1月31日に来日し、高市早苗総理と会談する予定になっている。もし習主席がこのままスターマー首相の前に姿を見せないとなると、高市総理はスターマー首相からどエライ「おみやげ」をもらうかもしれない。
(那須優子)

