ポートランド・トレイルブレイザーズは、現地時間1月27日(日本時間28日、日付は以下同)に敵地キャピタルワン・アリーナでワシントン・ウィザーズに111-115で敗れ、今季成績を23勝25敗(勝率47.9%)とした。
現在、ブレイザーズはウエスタン・カンファレンス9位とプレーイン・トーナメント進出圏内にいるものの、直近3試合はイースタン・カンファレンスのチームにいずれも敗れ、連敗を喫している。
そうしたなか、26日に行なわれたボストン・セルティックス戦でドリュー・ホリデーが古巣TDガーデンへ凱旋。試合前の選手紹介ではトリビュートビデオが流され、会場はスタンディングオベーションで2024年の優勝メンバーを迎えた。
古巣相手に14得点、3アシスト、3スティールをあげたホリデーは、試合後に次のように振り返った。
「懐かしい思い出が蘇ってきた。僕にとっては、毎試合ああいう雰囲気だった。このチームとこの街のために全力を尽くせば、必ず彼ら(ファン)は応えてくれる」
35歳のベテランは、セルティックス在籍2シーズンで計131試合に出場し、平均11.8点、4.9リバウンド、4.4アシスト、0.97スティールを記録。ジェイソン・テイタム、ジェイレン・ブラウン、デリック・ホワイトらと共闘し、攻守両面で貴重な働きを見せた。
2024年のプレーオフでは平均13.2点、6.1リバウンド、4.4アシスト、1.11スティールに加え、フィールドゴール成功率50.3%、3ポイント成功率40.2%(平均1.8本成功)、フリースロー成功率95.5%と高精度なショットで援護射撃し、フランチャイズ史上18度目の優勝に大きく貢献した。
セルティックスは昨季プレーオフでテイタムがアキレス腱を断裂。オフにはサラリー削減のため、ホリデーを筆頭にクリスタプス・ポルジンギス(現アトランタ・ホークス)、ルーク・コーネット(現サンアントニオ・スパーズ)、アル・ホーフォード(現ゴールデンステイト・ウォリアーズ)を放出した。
主力放出で大幅な戦力ダウンを強いられ、開幕前は苦戦必至と思われたセルティックス。しかし、ここまでブラウンやホワイトを中心に、29勝17敗(勝率63.0%)でイースタン・カンファレンス2位の好位置につけている。
そんな古巣についてホリデーはこのように語っていた。
「そんなに驚くことはなかったね。僕にはあのチームがうまくいくとわかっていた。ここのコーチングスタッフとチームとしての強い意志、そして数年間所属し、選手のタイプや準備の仕方も知っていたから、きっと良い結果が出ると思っていた」
開幕前の予想を良い意味で裏切っているセルティックスだが、チームの内側を知るホリデーにとっては決してサプライズではなかったようだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
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