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全豪OPでの舞台裏撮影問題で女子トップ選手がプライバシー保護を訴え!「私たちは動物園の動物なのか」<SMASH>

全豪OPでの舞台裏撮影問題で女子トップ選手がプライバシー保護を訴え!「私たちは動物園の動物なのか」<SMASH>

開催中のテニス四大大会「全豪オープン」における選手のプライバシー確保を巡り、イガ・シフィオンテク(ポーランド/現世界ランキング2位)とジェシカ・ペグラ(アメリカ/同6位)の女子トップ選手2人が懸念の声を上げた。これは現地1月27日の女子準々決勝でエリーナ・スビトリーナ(ウクライナ/同12位)に完敗したココ・ガウフ(アメリカ/同3位)がバックヤードでラケットを壊す姿を収めた映像が米『ESPN』などの中継で映し出され、ネット上でも拡散されたことを受けてのものだ。

 全豪オープンや全米オープンでは、コート裏にも多くのカメラが設置されているが、舞台裏の様子までもが放送対象となることについては批判の声が少なくない。それを踏まえ、記者会見でガウフは不満をこう口にしていた。

「さっきはカメラがない場所に行こうとしたのに、結局それ(ラケット破壊の様子)も放送されていた。その点は何らかの話し合いが必要だと思う。例えばこの大会では、ロッカールームだけが唯一の私的な空間になっている」

 こうしたガウフの批判にシフィオンテクとペグラも賛同。共に選手のプライバシーが十分に確保されていない現状を問題視している。実はシフィオンテクも今大会中、資格証不携帯を理由に選手エリアへの入場を止められ、その場面が映像で拡散されて話題となった。
  現地28日の準々決勝でエレーナ・ルバキナ(カザフスタン/同5位)に5-7、1-6で敗れたシフィオンテクは、敗戦後の会見で自身の考えをこう主張した。

「問題は、私たちがテニス選手なのか、それとも用を足しているところまで監視される動物園の動物なのか、ということだと思う。もちろんそれは大げさな表現だとは思うけど、少しはプライバシーを守ってほしい。常に誰かに監視されることのない自分だけの空間があってもいいと思う。注目されるべきはコート上でのプレーや記者会見で、競技と関係ないところで選手がネタにされる必要はない」

 一方、同28日の準々決勝でアマンダ・アニシモワ(アメリカ/同4位)を6-2、7-6(1)で下して初の全豪ベスト4進出を決めたペグラは次のようにコメントしている。

「カメラの問題については何年も前から議論されている。マディソン(キーズ)が選手評議会で最優先課題として掲げていたのも、『異常な数のカメラが設置されている現状を何とかするべき』というものだった。それなのに今大会は状況が悪化しているように感じられる。この問題は新たに浮上したものではなく、ココ(ガウフ)が声を上げたのも納得。今後はさらに議論され、注目されていくと思う」

 選手の私的な領域にまでカメラを向けることが、本当に競技の魅力や価値を高めているのか。全豪オープンという大舞台で浮かび上がったこの問題は、放送の在り方そのものを改めて問いかけている。

文●中村光佑

【動画】ガウフのコート裏でのラケット破壊シーンと、身分証を忘れたシフィオンテクが警備員に止められる様子

【画像】シフィオンテク、ペグラ、ガウフら全豪オープン2026で熱戦を繰り広げる女子選手たちの厳選写真!

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配信元: THE DIGEST

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