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「まさに時間との競争だった」ホワイトソックスGMが語る村上宗隆“獲得の舞台裏” 25歳の至宝がもたらす「プラスの相乗効果」

「まさに時間との競争だった」ホワイトソックスGMが語る村上宗隆“獲得の舞台裏” 25歳の至宝がもたらす「プラスの相乗効果」

シカゴ・ホワイトソックスが日本球界の至宝・村上宗隆を獲得するまでの舞台裏を、クリス・ゲッツGMが明かした。MLB公式サイト『MLB.com』のインタビューによると、構想は2025年シーズン中から既に始まっていたという。

 事の始まりは数か月前。国際スカウト部門への投資を強化していたホワイトソックスは、ゲッツ氏が駐日スカウトらとともに村上について精査を開始した。ゲッツ氏は「正直に言えば、当初は現実的なターゲットだとは思っていなかった」と振り返る。契約年数や金額を巡る憶測が先行し、村上が今オフ最大級のフリーエージェントになると見られていたからだ。それでも「我々はあらゆる角度から慎重に検討を重ねた」と話し、可能性を完全には捨てなかった。
  転機が訪れたのは、村上のポスティング期限(現地12月22日午後4時)が迫った12月中旬。「期限直前の1週間で、手応えを感じ始めた」と明かしたゲッツ氏。12月20日深夜、村上陣営との最終オンライン会議を終えると、すぐに球団オーナーのジェリー・ラインズドーフへ電話。「『獲れました』と伝えた。彼も私も興奮していた」と、その瞬間を明かした。

 そこからは、まさに契約成立まで時間との戦いだった。村上のメディカルチェックをポスティング期限内に終える必要があり、ゲッツ氏は自らの人脈を駆使して病院手配を急いだという。「通常のプロセスから外れ、ネットワークを頼って強引にゴールラインへ漕ぎ着けた。まさに時間との競争だった」と振り返るほど、一分一秒を争う状況だった。

 最終的に成立した契約は2年総額3400万ドル(約53億円=当時)。ゲッツ氏は「野球面だけでなく、ビジネス面も含めて計り知れないプラスの相乗効果がある」と強調する。

 25歳の日本人スラッガーを核に据え、球団は新たな時代へと舵を切った。ゲッツ氏は「予想だにしなかった展開が起き始めている」と、その手応えを噛み締めている。

構成●THE DIGEST編集部

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配信元: THE DIGEST

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