関西は僕の演劇人生を育ててくれた場所
annaは関西のメディアなのですが、勝地さんの中での関西のイメージは?
僕、関西好きなんです。舞台に出ると大抵は大阪公演があるということもあって若い頃から何度も来ているので、いろいろな思い出があるんです。(関西出身の)古田新太さんにかわいがってもらっているので渋いお店にも連れていってもらいましたし、自分の演劇人生の一部は、確実に関西にいる時間に育まれていると感じています。もちろん東京にいるときにも飲みに連れて行ってもらうことがあるんですけど、関西にいるときはみんな同じ劇場に入って、同じホテルに帰っていくので。「今日はどうする?」が、毎日続く感じが好きなんですよね。
特に関西でお気に入りのお店は?
自分のSNSでものせているんですけど、梅田にある揚子江ラーメンが好きなんです。6月にミュージカル『ビートルジュース』の大阪公演で長い期間いたときは、ほぼ毎日行っていたかもしれない(笑)。その店の近くに70代の方がされているバーがあるんですけど、そこにも行けるときは行きたいと思っていまして。もちろん、ほかにもおいしいお店を知ってはいますけど、最終的にそのバーに顔を出したいという思いがあるからいつも同じコースになってしまうんです。
ではまた大阪公演でいらっしゃった時には……
僕はまた揚子江ラーメンに行くと思います(笑)。
冷たい豆腐を熱々の鍋と一緒に食べるのにハマりました
annaが関西弁の「あんなぁ」から来ていることに掛けて、勝地さんが最近誰かに「あんなぁ」と話したくなったエピソードを教えてください。
あんなぁ、無水鍋ってな、めっちゃええねんって。僕は普段全く料理をしないんですけど、最近、無水鍋を買ってみたんですよ。値段はちょっと高かったんですけど、野菜を入れておくだけでどんどん水分が出てくるしカレーや煮込みなどが本当に簡単にできるので、「これめっちゃいいな!」と思って。皆さんはもうとっくの昔から知っていたかもしれないですけど、「ちょっとやってみてよ」とおススメします(笑)。
特にお気に入りの食べ方は?
一時期ハマっていたのはキムチ鍋なんですけど、豆腐を鍋の中に入れるんじゃなくて器の中に冷たいままのものを入れて、そこに鍋の具を注ぐという食べ方をしていました。それがもう、めちゃくちゃおいしいんです。器に入れるのは木綿じゃなくて絹がオススメです。鍋の方に入れるとすぐに崩れてしまう絹豆腐を冷たいままで熱々の鍋と一緒に食べるというのが、ちょうどいいんですよ。
嬉々とした様子でオススメの無水鍋メニューを教えてくださった勝地さん。今作で「困っている人を助けたい」という一心で刑事になった過去を持つ武尊役を演じる勝地さんご本人も、とても人情に厚く人と人とのつながりを大事にされている方でした。犯人はどうして武尊の娘を誘拐し、さらに彼ら夫妻を“誘拐犯”にしたのか……。毎回息をのむこと必至のドラマにぜひともご注目ください。
写真/佐藤 康太郎 取材/筒井麻由 文/松木智恵

