
2025年2月に結成されたACEes、KEY TO LIT、B&ZAIをはじめ、STARTO ENTERTAINMENTの次世代を担うジュニア総勢77人が一堂に会する「ジュニア STAR to FESTIVAL 2026」が、1月29日から2月1日まで神奈川・横浜アリーナにて開催中。計7公演、約10万5000人を動員予定の同ライブから、1月29日に行われた初日公演の模様をリポートする。(以下、ネタバレを含みます)
■浮所飛貴が明かす胸の内「グループが変わったり、いろいろな状況の変化があった」
公演に先駆けて行われた囲み取材には、浮所飛貴(ACEes)、井上瑞稀(KEY TO LIT)、矢花黎(B&ZAI)、黒田光輝、元木湧、西村拓哉、永岡蓮王(AmBitious)、阿達慶、千井野空翔、宮岡大愛、山岸想の11人が出席した。
本番を目前に控え、浮所は「緊張しています。グループが変わったり、いろいろな状況の変化があった中で、またこうして集まってコンサートができるのはすごく楽しみなんですけど…どういう感じになるのかなって」と、期待とドキドキが入り混じる率直な心境を吐露。井上が「そもそも集まってコンサートをするのが約1年ぶりだもんね」と補足すれば、元木も「みんなめっちゃ仲いいです!」と元気いっぱいに現場の空気の良さを伝えた。
各グループや個々の見せ場については、井上が「“1曲目がそれなんだ!”と思うはず。それがKEY TO LITらしさですし、あとは後輩たちとのコラボも見どころです」と自信をのぞかせる。浮所は「“これぞアイドル”というステージと、ここ1年でかなり力を入れてきたダンスとボーカルのスキルが見えるコーナーを用意しています」と語り、バンドを武器とするB&ZAIの矢花は「サマソニ(SUMMER SONIC)をはじめとする外部フェスの経験を生かして、みんなで楽しくできたら。ハッピーな空気を伝えたい」と意気込んだ。
活動の形が変わって一発目の現場となる黒田は「いろいろな思いを背負って、覚悟を持ってパフォーマンスしたい」と話し、元木も「思いは変わらず、僕たちのパッションを全力で出していく」と、それぞれが強い決意を口にした。
関西勢からは、西村が「通しリハからいい刺激を受けて、気合を入れたパフォーマンスができていると思います」と語り、永岡も「ここは横浜ですが、“え、道頓堀かな?”と思うくらいの関西のコーナーも作っていただいたので、そこで全力を見せられたら」とユーモアあるトークで和ませる。
さらに、2025年末の「ジュニア Showcase 2025 新星 -SHINSEI-」で注目を集めたフレッシュな面々も、千井野が「“新星”という舞台でやっていた曲を2曲ももらいました。先輩たちに負けないように、“新星”に恥じないように頑張ります」、阿達が「昨年の公演で学んだことを今年バンッと見せつけたい」と笑顔を見せる。
中学生コンビの山岸と宮岡は、「先輩たちのいい意味で自由で仲のいい感じを自分も取り入れたい」、「先輩方に負けないくらい大きく踊る」と、瑞々しい言葉でそれぞれ意気込みを語った。
取材の締めくくりには、浮所が“スタフェス”を題材にしたあいうえお作文を披露。「(ス)素晴らしく、(タ)楽しくて格好いい僕たちの、(フェ)フェイスを見て、(ス)すごく楽しいコンサートになります!」との宣言に、全員で「おーー!!」と気勢を上げ、結束を固めた。
■ファンが待ち望んだ“新しいスター”たちの輝き

開演時刻直前、ステージ裏からジュニアの気合の入った掛け声が響く。場内が暗転し、色とりどりのペンライトが一斉に揺れると、まずはACEesが登場。純白の衣装に身を包んだ5人は圧倒的なオーラを放ち、浮所が「スタフェス、始まったぞー!調子はどうなんだ!?」とあおると、割れんばかりの大歓声が沸き起こった。
ACEesの「ワイルド アット ハート」に続き、関西ジュニアが「バンバンッ!!」で会場を一体にすると、B&ZAIは「LOVE YOU ONLY」をエネルギッシュなバンド編成で披露。さらに内村颯太・黒田・檜山光成・元木・安嶋秀生・ヴァサイェガ渉・長瀬結星はSnow Manの「EMPIRE」で抜群のダンススキルを見せつけ、KEY TO LITは「こっから」を歌いながら意外な通路から登場。全員が花道に散らばった「Happiness」まで、オープニングから息もつかせぬ華やかなステージを展開した。
合同コンサートの醍醐味である垣根を越えたコラボも今回の公演の見どころ。「なつ・あい」ではB&ZAIと関西ジュニア、東京ジュニアが全力ではしゃぎ、KEY TO LITと内村・黒田・檜山・元木・安嶋・ヴァサイェガ・長瀬ら7人による「Act-Show」では印象的なファルセットと美しい群舞が観客を圧倒。さらに「Drum&Rap」コーナーでは、佐々木大光の刻むビートにラップを得意とするメンバーがキレのあるライムを乗せ、鮮烈なパフォーマンスで会場の視線をくぎ付けにした。

■多彩な組み合わせと演出で魅了
ライブ後半は、阿達・千井野・竹村実悟・宮岡・鍋田大成・末永光・浅井乃我による「JAPONICA STYLE」で華やかに幕開け。「仮面舞踏会」から始まるヒットメドレーでは、多彩な組み合わせと演出で魅了し、ラストスパートの「WHIP THAT」と「カリスマックス」では横浜アリーナが巨大なディスコと化す最高潮の熱気に包まれた。
最後のあいさつでは、橋本涼が「この幸せな景色を共有することであと何十年と生きられます!」と喜びを爆発させ、岩崎大昇は「俺たちは事務所のファミリーであり、戦友。これからもいい意味でバチバチしていきたい」と決意を新たにする。深田竜生は「僕らも絶対に負けません!かかってきてください」と力を込め、ファンへの深い感謝を伝えた。
本編ラストは、真っさらなキャンバスのように全員が白い衣装をまとって集結し、「Can do! Can go!」をしゃかりきにダンス。アンコールでは「勇気100%」など3曲を披露し、若いジュニアたちの笑顔が未来への希望を感じさせる盛大な空気感の中で、ライブは幕を閉じた。
セットリストの随所に事務所の伝統と継承への思いをにじませ、心地良いライバル関係をのぞかせつつも“ファミリー”として圧巻のステージを作り上げた彼らは、これからのエンターテインメント界を照らす希望そのものだ。その一つ一つの光が、2026年、より多くの人々や場所へ届くことを願ってやまない。

※なつ・あいの「・」は白抜きハートマークが正式表記
※岩崎大昇の「崎」は正しくは「立つ崎」
◆取材・文=川倉由起子

