1988年にパラリンピックで初採用
世界にはマルチメダリストも
過去のパラリンピックでメダルを獲得している国の割合パラリンピックのバイアスロンは、1988年の第4回国際身体障害者冬季競技大会(インスブルック)で初めて採用され、立位による競技が行われた。4年後のアルベールビル1992パラリンピック冬季競技大会では、視覚障がいのある選手も参加した。リレハンメル1994パラリンピック冬季競技大会では、女子種目と座位種目がパラリンピック競技種目に追加された。
北京2022パラリンピック冬季競技大会では、バイアスロン競技に14ヵ国から86選手が出場。7ヵ国がメダルを獲得した。ウクライナのオクサナ・シシコワ (視覚障がい/女子)とヴィタリー・ルキヤネンコ(視覚障がい/男子)、アメリカのオクサナ・マスターズ(座位/女子)がそれぞれ金メダル2個を獲得した。
北京2022パラリンピック冬季競技大会には日本代表3選手が出場したphoto by X-1
「クロスカントリースキー」の直後に「射撃」を行うバイアスロンは、「動」と「静」という相反する要素に同時に取り組むところに競技の特性がある。選手が求められるのはスキーの滑走技術と持久力、そして射撃時の冷静さと正確性。選手は射場に入る直前に滑走スピードをほんのわずか緩めることで心拍数を急激に下げ、体の振動を極力排除して射撃を行う。バイアスロン選手の真骨頂はこの超人的な能力にある。
※本記事はIPCウェブサイトを参考にしています。
text by TEAM A
key visual by X-1
