タイプ別・今すぐできる対処法

それぞれのタイプ別に具体的な対処法をご紹介します。
今日からできるセルフケアばかりですので、ぜひ参考にしてみてください。
キリキリタイプは食事に気をつける
鋭い胃痛がある場合は、胃酸の刺激を避けるため、とくに食事内容に気をつけましょう。避けるべき食べものと、胃にやさしい食べものは以下の通りです。
避けるべき食べものと飲みもの
- 脂っこいもの(揚げもの、肉の脂身など)
- 酸味が強いもの(酢、梅干し、柑橘類など)
- からいもの(唐辛子、わさび、キムチなど)
- カフェイン類
- アルコール類
胃にやさしい食べもの
- おかゆ
- うどん
- 白身魚
- 温かいスープ
- キャベツ
- 生姜
- バナナ
おかゆやうどんは消化しやすく、胃に負担をかけません。
キャベツに含まれるキャベジンという成分は胃酸の分泌を抑え、胃粘膜を保護する働きがあります。
また、生姜には消化を促進し胃を活発にする効果が、バナナには胃酸による負担を和らげる効果が期待できます。
これらを食事にうまくとり入れ、荒れた胃をいたわりましょう。
ズキズキタイプは胃を温める
ズキズキタイプは、胃の筋肉が過剰に収縮している状態です。胃を温めて筋肉の収縮を緩和するために、以下のケアを行いましょう。
- カイロなどでみぞおちを温める
- 温かい白湯やハーブティーを飲む
- 横になって休む
- 深呼吸を行う
温めると同時に、横になって休むことで胃にかかる物理的な負担を減らしましょう。
また、ストレスによる自律神経の乱れを整えるため、仕事を小休止して気分転換を行うことも大切です。
ムカムカタイプは胃の停滞を改善する
ムカムカタイプは、胃の動きが鈍くなり食べものが胃に停滞している状態です。食事の工夫や軽めの運動で胃の働きを助けましょう。
食事対策
- 脂肪を控える
- 消化酵素が豊富な食べもの(大根、山芋など)を摂取する
- 水分が多い食べもの(おかゆ、スープなど)を摂取する
- 少量を複数回に分けて食べる
生活習慣
- 食後に背筋を伸ばす
- 軽い腹式呼吸を意識する
- 食後30分は横にならない
- 軽めの運動で胃の働きを促す
食後の運動はあくまでも軽めに、消化活動の妨げにならないように気をつけましょう。
ゆっくりとウォーキングする程度がおすすめです。
もし胃の痛みが続く、あるいは強くなった場合は

これまでご紹介したのは、あくまで「ストレス性胃痛」の原因と対策方法です。
しかし、痛みが続いたり、強い痛みがあらわれたり、別の症状を伴ったりする場合は、以下のような病気が隠れている可能性も考えられます。
胃潰瘍・十二指腸潰瘍
便が黒くなる、吐血のほか、激しい腹痛や腹膜炎を起こすこともあります。逆流性食道炎
胸焼けを伴い、放置すると食道潰瘍になってしまうこともあります。急性虫垂炎
右下腹部が痛み、発熱を伴います。腹膜炎の場合は手術が必要になります。
胃がん
数週間以上痛みが改善せず、体重減少や食欲不振を伴います。初期段階ではほぼ無症状のため、定期的な検診が大切です。
「いつもの胃痛と違う」「体調がおかしい」と感じた場合は、自己判断で済ませずに、必ず医療機関を受診して適切な治療を受けましょう。
