
【千葉の最新序列】“挑戦者”として挑む17年ぶりJ1。主力はほぼ残留で戦い方も変えず、指揮官は覚悟「怯えず、勇敢に戦い続ける」
いよいよ2月6日に開幕を迎えるJ1百年構想リーグ。シーズン移行前の特別大会に、各クラブはどんな陣容で臨むのか。本稿では千葉の最新序列とチームの現状をお届けする。
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17年ぶりにJ1の舞台へ戻ってきた千葉。ここまで3年間監督を務め、千葉をJ1へ導いた小林慶行監督が今シーズンも指揮を執る。
「この半年間は、3年間積み上げてきたものを、相手をリスペクトしすぎずに怯えず、勇敢に戦い続けることができるかが一番のポイント。挑戦者として、自分たちの持っている力を毎試合、毎試合、愚直にぶつけていく。挑戦者として戦うということは、相手よりも戦わないといけないし、相手よりも走るのは当たり前。そういったことをこの3年間やってきたし、その部分にこだわってしっかりと戦っていきたい」(小林監督)
横山暁之(→横浜FC)以外の主力は揃って残留。仙台からサイドバックの石尾陸登、大分から左利きのボランチ・天笠泰輝、大宮から攻撃的なポジションの津久井匠海、拓殖大からFW松村拓実と4名が加入。決して人数は多くないが、向上心があり、野心的な選手を積極的に獲得した。
田口泰士、杉山直宏がオフ中に手術に踏み切り、田中和樹、ホセ・スアレスの試合への復帰はもう少し時間がかかりそうだが、そのポイントをしっかりと補強した形だ。
ひとりで一気に状況を打開できるスーパースターのような存在はいないものの、チーム全体のバランスは非常に良いだけに、この3年間で積み重ねてきたものを発揮できるかが第一のポイントとなる。
「J1で戦ったことがある選手が少ないチームなので、まずは自分たちが積み上げてきたこと、やってきたことを自信を持ってぶつけることが大事。そのための準備、細かいところを突き詰めてやっている。自分たちは11人がハードワークしなければいけない。最後の守る部分などがJ2の基準でどれだけ通用するのかというのはひとつあるし、全体的にもうひとつ、ふたつ、レベルを上げていかなければいけないと思う」と、品田愛斗が語るように、チーム全体、気を引き締めて練習に臨んでいる。
コンディション面では、プレーオフ決勝まで戦った影響で、ほかのチームに比べ、少し遅い1月9日から練習がスタート。J1では唯一、キャンプを行なわず、普段の練習場であるユナイテッドパークでトレーニングを積んでいる。
練習試合などの情報は公表されていないが、十分な相手との試合数をこなせたかどうかは微妙な状況。それだけに、「J1での戦いはやってみないと分からない」(石川大地)、というのが大部分の選手の正直な思いだ。
「守備も攻撃ももっとレベルアップしなければいけない。相手のレベルも上がるし、攻撃のクオリティも上げないといけない。少ないチャンスを決め切る、ボールを通す、そういう技術も必要になる。守備の時間が増えたり、セカンドボールをマイボールにしたり、球際のところだったり、そういう部分は意識している」(石川)
まずは、J1百年構想リーグの前哨戦である、ちばぎんカップでどれだけの力を発揮できるかどうか。昨年は力の差を見せつけられての0-3の完敗だった。その悔しさは多くの選手が今でも覚えている。
「昨年、柏と対戦して、このままで全然ダメだと痛烈に感じた。その危機感は今でもあるので、常に成長していきたい」(品田)
ベースの戦い方は変えず、システムも昨年同様の4-4-2を継続。メンバーも昨年の主力が中心となるだけに、個々でどれだけレベルアップしていけるかが大きなカギとなる。
取材・文●加茂郁実(フリーライター)
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