
オーストラリア育ちというバックボーンを持ち、高校生の時に単身帰国しその後アイドルになった萩田こころ。約6年間の活動を経て、一度はアイドルの道を「卒業」した彼女が、ABEMAのオーディション版番組「Dark Idol」から生まれたアソビシステムのアイドルグループ「Toi Toi Toi」新メンバーとして再びステージに戻ってきた。Toi Toi Toiという場所を選んだのか。アイドルを志した初期衝動から、新メンバーとしての覚悟、そしてこれからの活動について語ってくれた。
■コロナ禍での不完全燃焼、そして24歳での決断…「環境に甘えず、自分の力でなんとかしたい」と選んだ卒業
――こころさんも山田せいあさん同様に、アイドルを一回辞めて復活、再びアイドルの道をスタートとなります。これまでのアイドル人生を振り返ってToi Toi Toi加入の流れを教えてください。
萩田:私は最初、あるグループの新メンバーオーディションのファイナリストで組まれたグループで活動していました。でも、始まってすぐにコロナの時期になってしまって、ファンの方と会えなくなったり、ライブも声出し禁止だったり。半分以上はちゃんとしたアイドル活動として、完全体の活動ができませんでした。
当時はそこでは終わるつもりがなくって、解散後もまだ自分的には続けたい気持ちがあったんですが、まだハタチくらいの年齢でどうすればいいか分からなかったです。その次にグループの立ち上げメンバーとして6年間ぐらい同じ環境で活動してきたので、このままここでやりきってしまうより、24歳で挑戦できるとしたら本当にこれがラストかなって自分の中で思ったんです。
――それで卒業を決めたんですね。
萩田:よく自分で考えた時に、ずっと6年間アイドルとして活動してたから、1回自分単体の「萩田こころ」という存在になって、本当にやりたいのかやりたくないのか含め、自分がどうしたいのかっていうのを考えたいと思いました。もう1回やるなら環境に甘えるんじゃなくて自分の意思でなんとかしたいって思うところがありました。卒業の仕方も、「挑戦できるように帰ってくるかどうかは約束はできないけど、本当に自分の気持ちのまま正直に生きよう」って思ったんです。
■14歳の時に鞘師里保を見て感じた衝撃がフラッシュバック。「運命」を感じたToi Toi Toiとの出会い
――奇しくももう一人の新メンバーの山田せいあさんと同じ理由なんですね。二人とも1回アイドルを辞めて自分を見つめ直したと。
萩田:そうなんです。アイドル活動も全てご縁とかタイミングだし、自分が本当に「受けたい」って思うオーディションじゃないと、ビビッと来るものじゃないと意味がないなって思っていたので。最後の挑戦と思っていたからこそ、焦らず慎重に考えていました。それでもご縁がなかったら…アイドルは終わりにしようとまで思っていました。そうしたら不思議なことに、Toi Toi Toiのお話に出会って、ライブを見て「運命」を感じてしまったんです。
――運命ですか?
萩田:私が最初にアイドルになりたいと思ったきっかけが、14歳の時に初めてアイドルのライブ、モーニング娘。の鞘師里保さんの卒業ライブを見た時なんです。楽しかっただけでなくて「私もステージに立ちたい」って直観的に思って。その「ステージに立ちたい」気持ちを再び10年後の今、Toi Toi Toiのライブをみて感じたんです。Toi Toi Toiだからそう思えたし、出会えていなかったら今はアイドルを辞めてオーストラリアに帰っていたかもしれないです。

――初期メンの6人が神様のように思えてきました(笑)。
萩田:導いてくれた神様です(笑)。そういう直感や出会いを大事にしたくて。ちょっとでもタイミングがずれていたら今こうしてメンバーになっていなかったと思うし、山田とも一緒に加入してなかったし、すべてをひっくるめて自分に与えられた最後のチャンスなんだと思って決めました。
――もう一人の新メンバー・山田せいあさんもオーディションを経験していないのに加入することに葛藤があったと言っていましたが、こころさんはどうでしたか?
萩田:私もオーディション番組やYouTubeを全部見させていただきました。彼女たちの「第二の人生」というか、その気持ちはわたしも似たものがありますから、同じ方向を見れる気がしていました。実際入ってみたらみんなすごく優しくて、パフォーマンスに対する向き合い方もしっかりしていて、私が「こういう風にアイドルをしたかった」ということがToi Toi Toiに詰まっていてすごく運命を感じています。
■自身の初ステージ「豊洲PIT」と原点の「武道館」…目指すアイドル像は“自慢できる推しメン”

――最後に、こころさんのToi Toi Toiとしての夢と個人としての夢、両方聞かせてください。
萩田:Toi Toi Toiとしての大きい会場の目標だと、豊洲PITと日本武道館が出てるんですけど。ここにも勝手に私が運命を感じていて。私が初めて見たライブで衝撃を受けたのが武道館でしたし、豊洲PITは私がそのオーディションの最終審査で初めて立ったステージだったんです。そういう意味でもどっちも自分的に原点のポイントのステージでToi Toi Toiに入る前から絶対に立ちたいと思ってたステージでした。グループの目標として話題に上がって、自分も同じ気持ちだし、勝手に運命を感じてます。
――個人としては?
萩田:ずっとアイドルやってきてはいるけれど、自分の中でまだ弾けきれていないものがあるんじゃないかなって思っていて。最後だし、ここでちょっと見つかりたいですし。私を推してくださってるファンの方が、周りから「あ、その子すごいよね、知ってるよ」みたいに言ってもらえるような、本当の意味での「自慢の推しメン」になりたいって思ってます。
ーーToi Toi Toiの最近の話題を教えてください。
1月28日にEP『with Toi』が配信リリースされました。お披露目ライブで披露した4曲収録で、イチオシは『きみさがし』です。ぜひたくさん聴いてください。

